[misc] iPhoneからオラクルセミナーを検索!

オラクル製のイベント・セミナー検索アプリ「Oracle Now」を使うと、日本開催のセミナー検索ができます。わざわざブラウザを開かなくても、すぐに探せます。

[補足]
iPhone/iPadアプリだけでなく、Androidアプリもあります。

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/mamoruiwasaki/2011/01/iphone.html

[UCM] Handling URLs as content

URLをUCMのコンテンツとして扱う、ちょっとしたコンポーネントを作成しました。

過去に、”メタデータのみ”チェックインする方法を説明したエントリ(http://blogs.oracle.com/kyle/2010/10/check-ins_without_files_ucm.html)や、”メタデータのみ”チェックインするために、プライマリおよび代替ファイルのフィールドを隠して、プロファイルページ中のチェックボックスをONにする方法についてのエントリ(http://blogs.oracle.com/kyle/2010/11/hiding_the_primary_file_field.html)を発表してきました。
これらの方法は、メタデータのみのページなら効果がありましたが、URLが入ると正しいURLを指し示さないことがあったため、ExternalUrl というカスタムコンポーネントを作成しました。機能は以下の通りです。
  • メタデータのみのコンテンツの検索結果のリンクを変更し、標準のコンテンツと同じWebロケーションを指し示すようにしました。
  • メタデータにURLが含まれている場合には、指定のURLへリダイレクトするようHTMLページを変更しました。
つまり、ユーザーがUCM中のファイルのWeb上のURLをクリックすると、即座に指定のURLへ飛び、もしURLが無指定の場合、標準のメタデータのみのHTMLページが生成されます。


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/kyle/2011/01/handling_urls_as_content_ucm.html

[Security] Moving OVD from Test to Production

Oracle Virtual Directory (OVD) をテスト環境から本番環境へ移行する方法について、お客様から尋ねられることがありますが、複数の方法があります。
  1. 環境を複製する
  2. 親のOVDサーバーから、子のクラスタへ構成を転送する

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/mwilcox/2011/01/moving_ovd_from_test_to_produc.html

[OSB] Finding the XPath with the node name

ノード名からノードの完全Pathを知るにはどうしたらよいだろう…という問いに対して、簡単なXQueryを使えば、所望のノードまでのPathを取得できます。

declare namespace orcl = "http://www.oracle.com/weblogic_soa_and_more";
declare function orcl:findXpath($path as element()*)
as xs:string 
{ if(local-name($path/..)='') 
then local-name($path) 
else concat(orcl:findXpath($path/..),'/',local-name($path)) }; 
declare function orcl:PathFinder($inputRecord as element(), $path as element()) 
as element(*) 
{ for $index in $inputRecord//*[local-name()=$path/text()] 
return orcl:findXpath($index) } 
}; 
declare variable $inputRecord as element() external; 
declare variable $path as element() external; 
orcl:PathFinder($inputRecord, $path)

このXQueryでは、ノードが
        <myNode>nodeName</myNode>
で、メッセージが
        <node1><node2><nodeName>test</nodeName></node2></node1>
の場合、
        node1/node2/nodeName
が得られます。

このXQueryが特に役立つのは、Oracle Service Busの検証アクションを利用するときです。OSBの検証アクションは、エラーがある場合には完全Pathで返さず、ノード名のみ返すからです。

次のOSBのプロジェクトでは、検証アクションの結果を再フォーマットするためにこのXQueryを利用しています。


以下のような不正なXMLを受信した場合、

<myElem xmlns="http://blogs.oracle.com/weblogic_soa_and_more">
      <mySubElem>
      </mySubElem>
</myElem>


先ほどのXQueryを利用することで、OSBから以下のようなValidationエラーを取得することができます。

<MessageIsNotValid>

<ErrorDetail  nbr="1">

<dataElementhPath>Body/myElem/mySubElem</dataElementhPath>

<message>

Expected element 'Subelem1@http://blogs.oracle.com/weblogic_soa_and_more' before the end of the content in element mySubElem@http://blogs.oracle.com/weblogic_soa_and_more

</message>

</ErrorDetail>

</MessageIsNotValid>

OSBのサンプルプロジェクトはこちら。 sbconfig_xpath.jar

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/weblogic_soa_and_more/2011/01/xpathofanode.html

[VM] Converting an Oracle VM VirtualBox VM into an Oracle VM Server image

VirtualBoxのVMイメージを、Oracle VMのイメージに変換する方法をご紹介します。

(1) 事前設定
Virtual BoxでVMを作成します(ここではOracle LinuxのVMを作成しています)。/etc/fstabはLABELを使い、デバイス名をハードコードしている場合はLABELを使うように編集します。

つまり、 
/dev/sda1 /u01 ext3 defaults 1 1
ではなく、 
LABEL=foo /u01 ext3 defaults 1 1
という表記を利用するか、
/dev/VolGroup00/LVfoo /u01 ext3 defaults 1 1
のように論理名を使用します。

これは、異なるハイパーバイザー上では異なるデバイス名を持つ可能性があるためです。例えば、Oracle VMではIDEディスクにしていたのに、Virtual Box VMはSCSIディスクとして扱われる可能性があります。その場合、/dev/sda/dev/hdaと変更することで、OSのブートが容易になります。

(2) VMイメージファイルの変換
変換したいVMイメージがある場合、Virtual VoxのVMを停止し、イメージファイルを変換します。
各VMイメージに対して、以下のコマンドを実行します。

VBoxManage clonehd {VirtualBox VMファイル名} {Oracle VMイメージファイル名} --format raw

(3) vm.cfg ファイルを作成します。
VirtualBoxイメージから変換したVMを実行するために、Oracle VM Server用に vm.cfg ファイルを作成する必要があります。もっとも簡単に作成する方法は、シンプルなhvmのvm.cfgを使って編集することです。以下に例を示します。

acpi = 1
apic = 1
builder = 'hvm'
device_model = '/usr/lib/xen/bin/qemu-dm'
disk = ['file:system.img,hda,w', 'file:oracle.img,hdb,w',',hdc:cdrom,r',]
kernel = '/usr/lib/xen/boot/hvmloader'
memory = '1024'
name = 'vmname'
on_crash = 'restart'
on_reboot = 'restart'
pae = 1
serial = 'pty'
timer_mode = '0'
usbdevice = 'tablet'
vcpus = 1
vif = ['bridge=xenbr0,type=ioemu']
vif_other_config = []
vnc = 1
vncconsole = 1
vnclisten = '0.0.0.0'
vncpasswd = ''
vncunused = 1


上記のVMを利用する場合、以下の項目について編集が必要です。
  • disk = (仮想ディスクの在処を追加) 
  • memory = (VMで必要なメモリの量)
  • name = (VMの名前)
  • vif = (bridge=xenbr0 から仮想インターフェースを変更したい場合)
仮想CPUを複数個使う場合など、その他何らかの変更をする場合には、変更にあった編集が必要です。

(4) これらのファイルを Oracle VM Server もしくはサブディレクトリのWebサーバーにコピーし、Oracle VMマネージャーを使ってテンプレートをインポートします。後は、xm create vm.cfg でVMを起動するだけです。

以上で作業は終了です。一部基本的な問題だけを考慮すれば、比較的簡単にVMを変換できます。
勘所は、/etc/fstab でラベルを使ってファイルシステムを構成することです。
その他、ネットワーク構成において問題が発生するかもしれません。きれいに設定したい場合、VMをシャットダウンする前に、/etc/modprobe.conf を変更するか、もしくはvm.cfg の vif の行にVMのMACアドレスを追加する必要があります。
それだけ実施しておけば、たとえ仮想マシンの変更があったとしても、少なくともLinuxでは、問題なく動くでしょう。

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/wim/2011/01/converting_an_oracle_vm_virtua.html

[Java] Looking Ahead to Java SE 7 and 8: A Discussion with Oracle's Java Language Architect, Brian Goetz

OracleのJava Language Architectである Brian Goetz は、最近のOTNのインタビューで、Javaの並列性、Java SE7および8、プロジェクトCoin、JVM言語サミット、よいコードを各方法、その他の事柄について多くの知見を提供しています。

インタビューはこちら。
http://www.oracle.com/technetwork/articles/java/briangoetzchief-188795.html

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/java/2011/01/looking_ahead_to_java_se_7_and_8_a_discussion_with_oracles_java_language_architect_brian_goetz.html

[Data Integration] Oracle Data Integrator sprints on Exadata


Oracle Data Integrator (ODI) が他のETLツールと大きく違うのはパフォーマンスです。
Exadataとの組み合わせで、1時間あたり7TBものデータローディングおよび変換を行います。この結果だけでも、Exadataへのデータ投入に ODI を使わない手はありませんが、以下にも理由があります。

  • ODI Enterprise Edition はExadataとの組み合わせを検証済み
  • Exadata向けの最速のELT (Extract-Load-Transform) ツール
  • 統合管理・監視が可能
  • ODIはExadata上で実行可能、つまりETLのためにハードウェアは不要です。
  • データセットが増えても新しいハードウェアは不要
  • ODIはETLが必要なときのみ実行
  • Exadataは継続してOLTP処理や、BI、Data Warehouseとして利用可能、つまりODIの実行により業務や性能へ影響しない
  • ELTに使うナレッジモジュール(処理手続きを書いたテンプレート)が事前に準備されているので、追加のカスタマイズや複雑なチューニングは不要

データはExadataの外から入ってきて、次にどうなるか…ODIのELTアプローチだと、伝統的なELTアプローチよりもずっと効率よくデータをExadataにロードできます。ODIはDBFSにデータを載せることができるので、それゆえにデータ登録の悪夢を避けて、データをSQLベースで変換することができるのです。
とにかく、ODIとExadataを使うことが、問題を解決するより賢い方法であり、Exadataへデータをロードする最速の方法です。
ExadataとODI EEの組み合わせについては、最新のデータシートとWebをご覧ください。

データシート:http://www.oracle.com/technetwork/jp/middleware/data-integrator/overview/dis-11g-exadata-ds-177154.pdf
Oracle Data Integration : http://www.oracle.com/jp/products/middleware/data-integration/index.html

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/dataintegration/2011/01/_what_sets_oracle_data.html

[CEP] Using EclipseLink from OCEP


EPN (Event Processing Network) を通過するイベントを永続ストアに保存したいという場合に、JPA実装の一つであるEclipseLinkを利用すると簡単に実現できます。利用方法をsamplesドメインのHelloWorldを用いてご紹介します。
事前に、EclipseLinkのOSGi バンドルをダウンロードし、以下のファイルをzipファイルから<OCEP_Home>/samples/domains/helloworld_domain/defaultserver/modules/extにコピーしておきます。
  • javax.persistence_2.0.1.v201006031150.jar
  • org.eclipse.persistence.antlr_2.1.2.v20101206-r8635.jar
  • org.eclipse.persistence.asm_2.1.2.v20101206-r8635.jar
  • org.eclipse.persistence.core_2.1.2.v20101206-r8635.jar
  • org.eclipse.persistence.jpa.osgi_2.1.2.v20101206-r8635.jar
  • org.eclipse.persistence.jpa_2.1.2.v20101206-r8635.jar
  • org.eclipse.persistence.oracle_2.1.2.v20101206-r8635.jar
HelloWorldEventはEntityClassなので、JPAアノテーションを追加する必要があります。
(サンプルコードでは、自動生成されるlong型の属性(id)を追加しています。:HelloWorldEvent.java http://blogs.oracle.com/CEP/ocep-eclipselink-helloworld/HelloWorldEvent.java

HelloWorldEventの永続性ユニット(helloworld)を定義します(サンプルコード:persistence.xml これはMETA-INFディレクトリに配置する必要があります http://blogs.oracle.com/CEP/ocep-eclipselink-helloworld/persistence.xml)。

また、マニフェストファイルに javax.persistence パッケージをインポートした上で、

JPA-PersistenceUnits: helloworld

を追記しておきます。マニフェストファイルで指定した永続性ユニットは、 persistence.xml で定義したものでなければなりません。

最後に、HelloWorldBean クラスを修正して、受信したイベントを永続化するようにします。イベントを本当に永続化していることを確認するため、永続化したイベントの問い合わせ、および件数を取得するコードを追加しています(サンプルコード:http://blogs.oracle.com/CEP/ocep-eclipselink-helloworld/HelloWorldBean.java)。

ここで、@Resource アノテーションを使って、データソースを HelloWorldBean に設定していますが、このデータソースリソースは、Oracle CEPサーバーの構成ファイルに記述しておく必要があります。Derbyを使った場合の例を以下に示します。永続性ユニットの javax.persistence.jdbc プロパティとして、JDBCドライバクラスやURLなどを指定することもできます。

<data-source>
    <name>derbyDS</name>
    <connection-pool-params>
    <initial-capacity>5</initial-capacity>
    <max-capacity>5</max-capacity>
    </connection-pool-params>
    <driver-params>
        <url>jdbc:derby:dbtest1;create=true</url>
        <driver-name>org.apache.derby.jdbc.EmbeddedDriver
    </driver-params>
</data-source>

これらの作業後、アプリケーションを実行すれば、格納したイベントの個数を確認できます。ただし、アプリケーションを実行している場合、EclipseLinkの設定変更は動的に反映されませんので、OCEPサーバーを再起動する必要があります。

参考URL
EclipseLink : http://www.eclipse.org/eclipselink/

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/CEP/2011/01/using_eclipselink_from_ocep.html

[SOA] XA transaction support

SOADataSource-jdbc では、XAをサポートするために、 oracle.jdbc.xa.client.OracleXADataSource というJDBCドライバを使用しています。

それに対して、 SOALocalTxDataSource-jdbc は、oracle.jdbc.OracleDriver というJDBCドライバを利用しているので、ローカルトランザクションのみサポートしています。(XA非対応)

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/anirudhpucha/2011/01/xa_transaction_support.html

[SOA] remove-infected-connections property in jdbc config files in SOA 11g

<Oracle_Home>/user_projects/domains/{ドメイン名}/config/jdbc のほとんどのJDBC構成ファイルには以下のエントリが存在します。

<remove-infected-connections>false</remove-infected-connections>

このFalse/Trueは以下のルールで設定します。

  • false : RAC構成でない場合
  • true : RAC構成の場合

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/anirudhpucha/2011/01/remove-infected-connections_property_in_jdbc_config_files_in_soa_11g.html

[Linux] Oracle Linux 5.6 DVDs Now Available

Oracle Linux 5.6がリリースされ、DVDイメージもe-deliveryからダウンロードできるようになりました。ダウンロード、インストール、利用、すべて無料です。
Oracle Linux 5.6の特筆すべき点をご紹介します。
  • Unbreakable Enterprise Kernel
    • x86_64環境向けには、Oracle Linux 5.6のデフォルトカーネルとして提供
  • RedHat 互換カーネル
  • Oracleが不具合を修正したRedHat 互換カーネル
    • DVDやULNからインストール可能
  • Unbreakable Linux Network (ULN)へのYumからのアクセスが可能
原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/linux/2011/01/oracle_linux_56_now_available.html

[VM] Oracle VM Blade Cluster Reference Configuration Reduces Time to Deploy Virtual Infrastructure

Sun Blade 6000 modular systems向けの Oracle VM blade cluster reference configuration がリリースされています。

Accelerating Deployment of Virtualized Infrastructures with the Oracle VM Blade Cluster Reference Configuration
http://www.oracle.com/us/technologies/virtualization/ovm-ref-bus-wp-192123.pdf

ホワイトペーパー記載のすべてのコンポーネントはOracleがテスト済みですので、お客様が設計・配置・テストに手を煩わせる必要はありません。
プリインストールの Oracle VM Server for x86 と、拡張性、信頼性に富んだ Sun Blade servers 、ビルトインのネットワークと Oracle's Sun ZFS Storage Appliance 製品を組み合わせるメリットは、ブレードクラスタがもたらす高可用性だけでなく、ホワイトペーパーのベストプラクティスガイドに従った構成を使うことで、お客様が仮想化インフラを構成するための時間とコストを削減できます。


このホワイトペーパーの構成であれば、マルチベンダ構成に比較して、仮想環境構築の時間が最大98%削減できるという情報もあります。


より簡単に、速く、低コストで展開するために、Oracle LinuxOracle Solaris、そしてOracle VM はSunのx86サーバーを選択するとプリインストールで利用できます。 Oracle VM Templates  はOracle Applications、Oracle Fusion Middleware、Oracle Database、Oracle Real Application Clustersといったその他多くのOracle製品で利用できます。

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/opnportugal/2011/01/oracle_vm_blade_cluster_refere.html

[Applications] IFRSシステム対応の実務。人事担当者の方にも是非...

「Oracle」「会計」と言えば、桜本さん( @39ram )。その彼が全体を監修した『最適なソリューションがわかる IFRSシステム対応の実務』が日本実業出版社様より絶賛販売中です。

桜本さんのエントリに、この本を作った思いが熱く語られています。
誕生!IFRSとシステムの本 (桜本さんのエントリ)
http://blogs.oracle.com/sakuraFin/2011/01/ifrs_37.html

この本は、いわゆる一般的なIFRS本とは異なり、IFRSに対応する最新のITソリューションシステムを網羅的に知っていただけるように執筆されています。そのため、他の本ではほとんど触れられていない「人事給与教育システム」(この部分はOracle HCM (Human Capital Management) のエキスパートが担当しています)についての記述があるなど、他書とは明らかに一線を画した、非常に濃い内容になっています。

「IFRSの原理原則はわかったけど、ITはどうすりゃいいのさ?」と思われた方にはうってつけの本ですので、是非手に取ってみてください。

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/hcmjp/2011/01/ifrs.html

[Coherence] Custom Coherence Monitoring and Reporting

Coherenceで運用管理に必要なデータを計測し、レポートを作成するサンプルをご紹介します。

[訳注] OracleはCoherenceを運用管理するためにEnterprise Managerのプラグインとして、Management Pack for Oracle Coherenceを提供しています。

シナリオ
CoherenceのInsert、Update、Continuous Queryの操作に関するベンチマークテストを実施します。
各テストの計測結果をカスタムMBeansに渡します。
Coherence JMX Reporterを使ってカスタムMBeansからデータを取得し、カスタムレポートを作成します。

構成
格納可能なノード:1
プロキシノード:1
Coherence拡張クライアント:3
管理ノード:1

作業に必要なステップは以下の通りです。
  1. Coherence MBeansのカスタム設定
    1. Coherence管理ノードの作成と構成
      • CoherenceクラスタをJMXで管理するためには、Coherenceクラスタを構成する少なくとも1個のノード(MBeanServerホスト)のクラスパスに、JMX 1.0以後のクラス(javax.management.*)が存在している必要があります。
      • クラスタを構成するMBeanServerホストではないノードは、MBeanServerホストがCoherence Invocation Serviceを用いて管理します。
      • 管理ノードの起動ファイルは以下の通りです。このうち、
        com.tangosol.net.management.MBeanConnector -rmi  は、Coherenceクラスタを開始し、JMXエージェント(WebブラウザやJConsoleなど)が実行中のJMX MBeanServerに接続して、Coherence MBeansを管理できるようにするものです。JConsoleで接続する場合に -rmi オプションを使用します。

        JAVA_OPTS="-Xms$MEMORY -Xmx$MEMORY -Dtangosol.coherence.management.report.configuration=$TEST_HOME/reportsIntel/report-group.xml -Dtangosol.coherence.override=$TEST_HOME/config/tangosol-management-coherence-override-dev.xml -Dtangosol.coherence.management.remote=true; -Dtangosol.coherence.management.report.autostart=true -Dtangosol.coherence.mbeans=mBeans.xml -Dtangosol.coherence.management=all"

        $JAVAEXEC -server -showversion $JAVA_OPTS -cp "$COHERENCE_HOME/lib/coherence.jar:$TEST_HOME/build/classes:$TEST_HOME/config:$TEST_HOME/lib/jmxri.jar:$TEST_HOME/lib/jmxtools.jar" com.tangosol.net.management.MBeanConnector -rmi
    2. カスタムMBeanの作成
      1. mbeansというプロジェクトに新しいパッケージを作成
      2. generic mbean インターフェースクラスを作成
      3. PerformanceMBean インターフェースを実装
      4. 測定したい各操作のPerformanceクラスを継承
      5. Mbeansクラスを Coherence 管理ノードのクラスパスに追加
        -cp $TEST_HOME/build/classes
      6. カスタムMBean構成ファイルを作成
      7. カスタムMBean構成ファイルの名前と場所をCoherence 管理ノードに指定
        -Dtangosol.coherence.mbeans=(mBeans構成ファイル名)
    3. JMX カスタムMBeansに接続し、最新の結果で更新
      com.oracle.coherence.jmxUrl=service:jmx:rmi://(ホスト名もしくはIP):3000/jndi/rmi://(ホスト名もしくはIP):9000/server
    4. JConsoleを使ってカスタムMBeansの動作を確認
  1. カスタムレポートの作成
    • Coherenceのレポーティング機能は、Coherence JMXデータソースに存在するあらゆる情報をテキストファイルに出力するクエリを定義することができます。
    • カスタム定義レポートを作成すると、ReportControl MBeanによって一定間隔でレポート出力することができるようになります。
    • CoherenceのJMXレポーティング機能(Reporter)を使うと、簡単にレポート出力できますので、管理者や開発者がキャパシティ管理や問題解決に役立てることができます。もちろんカスタムレポートも作成できます。
    1. ローカライズ後、カスタムレポート構成ファイルを抽出
      • <Coherence_Home>/lib の coherence.jar を展開し、プロジェクトフォルダにreportsフォルダをコピーします。
      • そのフォルダにはreport-group.xmlや他の構成ファイルが存在している必要があります。
    2. 管理ノードを設定してカスタムレポート構成ファイルをロード
      • 管理ノード起動ファイル中で、管理ノードがレポート構成ファイルにアクセスできるように記述します。この記述がないと、デフォルトの場所(coherence.jar/reports)からレポート構成ファイルをロードしようとしますので注意が必要です。
        -Dtangosol.coherence.management.report.configuration=$TEST_HOME/reportsIntelreport-group.xml
    3. 作成したいレポートそれぞれについて新しく構成ファイルを作成
      • [訳注]insertに対応するレポート構成ファイルのサンプルが原文にUpされています。
      • 要素 <file-name> はレポートファイル名です。
      • 次の<query>要素でカスタムレポートで使用するMBeanを定義します。
        <query>
        <pattern>Coherence:type=Performance,name=WritePerformance,*</pattern>
        </query>
      • Mbean 属性とレポートデフォルト属性を使って、カスタムレポートを作成します
        • Report のデフォルト属性
          <column id ="ReportTime">
          <type>global</type>
          <name>{report-time}</name>
          <header>Report Time</header>
          </column>
        • MBean 属性
          <column id ="MaxOperationDuration">
          <name>MaxOperationDuration</name>
          <header>Total(until now) Maximum Write Operation Duration</header>
          </column>
    4. レポート構成ファイルをCoherence JMX Reporter構成ファイル(report-group.xml)に追加
      • Frequency要素はレポーティングの周期、output-directoryはレポート出力先です。
        <!
        DOCTYPE report-group SYSTEM "report-group.dtd">
        <report-group>
        <frequency>30s</frequency>
        <output-directory>/media/Software/reports/</output-directory>
        <report-list>
        <report-config>
        <location>/media/Software/report-running-write-performance.xml</location>
        </report-config>
        <report-config>
        ...
レポートのサンプルは以下の通りです。レポートはCSVで出力されます。


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/cosmintudor/2011/01/custom_coherence_monitoring_and_reporting.html

[Applications] Oracle MDM is a Market Leader

OracleのSiebel UCM (Universal Customer Master) が、顧客マスタデータ管理(MDM: Master Data Management)領域における Gartner社のMagic Quadrantで、リーダーに位置づけられました。

OracleのMDMアプリケーションは、1175件以上のお客様が利用されています。
オンラインイベントである Oracle Applications Virtual Trade Showが、来る2011年2月3日に開催されます(英語)。
その中で、20件以上の事例をご紹介する予定です。MDMのお客様である Wind River's Ststem 様のお話は午前11時30分 (アメリカ太平洋時間、日本時間では午前4時30分から) から始まります。
http://event.on24.com/event/26/79/15/rt/opFb.html?partnerref=web?

MDM製品に関して詳細を知りたい方は以下のURLを参照してください。
http://www.oracle.com/us/products/applications/master-data-management/index.html

Oracle MDMのMagic Quadrantに関する記者発表資料は以下のURLを参照してください。
http://www.oracle.com/us/corporate/press/295385

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/crm/2011/01/oracle_mdm_is_a_market_leader.html

[E20] Samples for Site Studio for External Applications

Site Studio for External Applications (SSXA) を使う際に役立つ新しいサンプルを、チュートリアルにUpしました。OTNのUCMページからダウンロードできます。

UCMのページ
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/content-management/tutorials-084061.html

サンプルコード
https://codesamples.samplecode.oracle.com/servlets/tracking/id/S639

このサンプルでは、セットアップや再利用を容易にするSSXAの新機能、Managed Template(管理テンプレート)を使っていますので、UCM PS3が必要です。
このサンプルでは、Webプロジェクトで利用可能な、種々のコンポーネントやレイアウトを提供しています。SSXAの利用方法を例示するCookbookとしての位置づけでもあります。

以下のカテゴリに関するサンプルを用意しています。
  • Site UI コンポーネント (例:Navigation)
  • グラフィカルコンポーネント (例:end-user configurable flash slide shows)
  • 特別なコンテントタイプ (例:articles, FAQs, and product pages)
  • リスト (ユーザーが変更可能なクエリと複数行リスト)
  • 動的コンテンツ
  • サイトマネージャ
  • CSSを用いたページレイアウトとサブテンプレート
原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/ecmalerts/2011/01/samples_for_site_studio_for_ex.html

[VM] Secure Deployment of Oracle VM Server for SPARC

SPARC T-Series (http://www.oracle.com/us/products/servers-storage/servers/sparc-enterprise/t-series/index.html) のための仮想化ソリューション、Oracle VM Server for SPARC (http://blogs.oracle.com/virtualization/2010/05/introducing_oracle_vm_server_f.html) をセキュアにセットアップする方法をまとめた、テクニカルホワイトペーパーが発行されています。

Secure Deployment of Oracle VM Server for SPARC (by Stefan Hinker, Oracle solution architect)
http://www.oracle.com/technetwork/articles/systems-hardware- architecture/secure-ovm-sparc-deployment-294062.pdf

このホワイトペーパーでは、仮想環境における一般的なセキュリティ課題、およびそれによって発生しうる脅威と、Oracle VM Server For SPARCとその脅威の関係、適切な対策でリスクを低減するための方法について説明した上で、セキュリティクラスの一般的なモデルを用いて、Oracle VM Server for SPARCだけでなく、一般的な仮想化システムに対しても、セキュアなデプロイメントの一般的な推奨策を提示しています。

Oracle VM Server for SPARCの詳細を知りたい方は、テクニカルホワイトペーパーを読むか、Oracle Universityの講習に参加して理解を深めてください。
その他のOracleの仮想化ソリューションを知りたい方は、oracle.com/virtualization へどうぞ。

原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/virtualization/2011/01/secure_deployment_of_oracle_vm.html

[Applications] CRMアプリケーションのアンドロイド搭載携帯端末対応を発表

タイトル通りです。

Siebel CRMとOracle CRM On Demandのモバイルソリューションとして、アンドロイドOS搭載のスマートフォンに対応したことを発表しました。
 原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/Oraclejapanpr/2011/01/crm_2.html

[E20] Searching for null values in UCM

UCMのメタデータで検索しているときに、Null値や空白値の項目を見つけられたら助かるという場合があります。
このような検索を実現する方法は少々トリッキーで、また検索エンジンによって異なりますが、以下の方法で実現できます。

# このエントリの内容はUniversal Records Management(URM)でも利用できます。
現在利用中のUCMの検索エンジンを調べてください。
  • 管理 > (インスタンス名)の構成 を辿り、Index Engine Nameを確認します。
ORACLETEXTSEARCH(もしくはVerity)の場合
  • サーバーの設定変更は不要です。
    • 日時以外の場合
      以下の手順で空白やNullを含んだ検索が可能になります。
      1. Standard Search(標準検索)ページでクエリービルダーフォームに切り替えます。
      2. ページの右上方にあるSwitch Formsメニューから切り替えます。
      3. クエリービルダーで、検索したいフィールドを選択します。
      4. 演算子として、'matches'(一致する)を選択し、値の欄に'1' を設定します。
      5. 'show advanced options'(詳細オプションを開く) をクリックして、'Modify Query Text'(クエリテキストを変更)のチェックボックスをONにして、クエリを編集可能にします。
      6. クエリ編集エリアで、先ほど入れた1を消します。
    • 日時の場合
      以下の手順で日時フィールドに値がないドキュメントのリストを取得することができます。
      • クエリビルダで日付フィールドを選択します
      • 演算子を'On or After'(以後)にして、現在日時を選択します。
      • 別の行を追加し、'AND'を'OR'に変更します
      • 日付フィールドを選択して、演算子を'Before'(より前)に変更し、現在の日時を設定します。
      • 'show advanced options'(詳細オプションを開く) をクリックして、'Modify Query Text'(クエリテキストを変更)のチェックボックスをONにして、クエリを編集可能にします。
      • クエリを丸括弧で囲み、先頭に<NOT>を追加します。
      DATABASE.METADATA もしくは DATABASE.FULLTEXT の場合
      • 上記の作業は不要ですが、空文字をデータベース検索時にNull値に変換するコンポーネントを利用する必要があります。
        • 日時以外の場合 
          •  DatabaseSearchNullsWorkaround.zip を利用(本Blog筆者がUpしています)。
          • CS10gR35UpdateBundle component に含まれているOracleCaseInsenstiveSearch コンポーネントを利用
            • このコンポーネントを利用する場合、クエリの文法が少々異なり、<NOT>句を指定し、*を使う必要があります。
              例:
              <NOT>(xComments <matches> `*`)
               
            • パフォーマンスの問題から、問い合わせ結果が小さい場合にのみ使うことを推奨します(500KB以下程度)。
        • 日時の場合
          • 申し訳ありませんが、空の日付データを見つけるクエリは不明です。

      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/kyle/2011/01/searching_for_null_values_ucm.html

      [Linux] On Yum support for Unbreakable Linux Network (ULN)

      ULNに登録しているOracle Linux 5利用者は、up2dateコマンドの代わりにyumを使って、パッケージをインストールすることができるようになりました。
      既に2011年1月20日リリースのOracle Linux 5.6を利用されている方は、ULNへの接続にyumを利用できますが、以前のリリースをお使いの方で、他のパッケージを更新したくないという方は、yum-rhn-plugin をインストールしてください。

      # up2date --install yum-rhn-plugin

      インストール後、すぐにyumを使うことができます。

      [参考URL]
      Unbreakable Linux Network
      http://linux.oracle.com/

      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/linux/2011/01/turning_on_yum_support_for_unbreakable_linux_network_uln.html

      [BPM] BPM Suite 11gR1 PS3 Released

      Fusion Middleware 11gR1 PS3の登場により、BPMも同じくPS3がリリースされています。

      OTNダウンロード
      http://www.oracle.com/technetwork/middleware/bpm/downloads/index.html

      PS3での強化点の一部をご紹介します。
      1. Business Process Converter
        • VisioやXPDL2.0のプロセスをBPMN2.0に変換し、BPM Suiteで実行できるようになりました。変換ツールはOTNのBPMダウンロードページからダウンロードできます。
        • Prerequisites and Recommended Install の9個目に記載があります。
      2. BPMN Modeling Enhancements
        • BPM Studio、Composerとも以下のことができるようになりました。
        • スイムレーンの幅の変更
        • スイムレーンの色の変更
        • グリッドのサポート
        • アクティビティ名のUIからの変更
        • カスタムアイコンのサポート…など
      3. Simulation Enhancements
        • シミュレーション機能が強化され、境界イベント(Boundary Event)のようなBPMN 2.0の構成要素をサポートしました。
        • シミュレーション結果をExcelにエクスポートできるようになりました。
      4. Enhanced Form Generation
        • BPMタスクのADF Form生成ウィザードで、ADFテンプレートから画面を生成することができるようになりました。
        • これにより、IDEでフォームを修正しなくても所望のレイアウトで画面を生成できます。
      5. BI Views
        • BPMにはプロセスの測定機能があります。この測定結果をBPM プロセスSTARスキーマを通じて外部のBIで利用できるようになりました。
      6. Seamless BAM Integration
        • PS3からBPMとBAMの統合が強化され、BPMプロセスがデプロイされると、自動的にBAMデータオブジェクトを作成されるようになりました。
      7. Significantly Enhanced Process Spaces
      VirtualBoxのイメージと、Amazon EC2のAMIは現在作成中です。

      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/bpm/2011/01/bpm_suite_11gr1_ps3_released.html

      [E20] Launch Webcast: Oracle WebCenter Suite 11g - the Platform for the Modern User Experience

      WebCenterネタが続きます。
      アメリカ太平洋時間で2011年2月2日10時から(日本時間では2月3日午前3時)から、WebCenter 11gR1 PS3のWebCastがあります(英語:Webcast登録のリンク

      当日は、Enterprise 2.0 Product ManagementのVice PresidentであるAndy MacMillanがご説明します。

      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/enterprise20/2011/01/webcast_oracle_webcenter_suite.html

      [E20] WCI LDAP Directory query size limit

      Oracle WebCenter InteractionのLDAPディレクトリからユーザーを一度にエクスポート可能な最大ユーザー数はデフォルトで1000です。
      もしこの最大ユーザー数を変更する場合には、以下の手順を踏んでください。

      1. <WCI_INSTALL_PATH>/settings/configuration.xml を開く
      2. aluidirectory:backend:rdbms コンポーネントを探す
      3. 以下の設定項目があるので、この数値を変更する
                <setting name="query:sizelimit">
                    <value xsi:type="xsd:integer">1000</value>
                </setting>
      4. 変更後、LDAPディレクトリサービスを再起動する
      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/interactions/entry/wci_ldap_directory_query_size_limit

      [ADF, WSM] Using Global Policy Attachment with JRF Proxies

      [訳注] 画面イメージなどが原文にありますので、そちらを参考にしてください。

      [E20] WebCenter PS3 - Navigation Models and Pure CSS3 Menus

      WebCenter 11gR1 PS3の新しいNavigation ModelとCSS3スタイルシートを用いて、飛び出す、多階層ドロップダウンメニューを作る方法を動画で紹介しています。



      動画中のサンプルコードは、以下にあります。
      Navigation Model Driven
      JSTL Snippet
      CSS Code
      Complete Sample Template
       

      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/fusionecm/2011/01/webcenter_ps3_-_navigation_mod.html

      [E20] Officially Official - WebCenter PS3 is here!

      [訳注]
      既にWebCenter Suite 11gのPS3リリースに関するエントリをご紹介しましていますが、詳細機能をまとめたエントリがありますので、重複しますがご紹介します。

      [Database] Oracle Exadata Database Machine 3-D Tours Now Available

      現在、Oracle Exadata Database Machineの3Dデモをご覧いただけます。スペックや電源容量なども確認できます。
      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/databaseinsider/2011/01/oracle_exadata_database_machin.html

      [E20] Oracle Delivers Enhanced Oracle WebCenter Suite 11g

      SOA Suite 11gR1 PS3に遅れること数日、Fusion MiddlewareのコンポーネントであるOracle WebCenter Suite 11gR1にも、PS3がリリースされました。
      http://www.oracle.com/us/products/middleware/user-interaction/webcenter-suite/index.html

      この更新には、ポータル製品のOracleのポートフォリオ全体からの最善の機能が含まれています。 エンタープライズとWebのための包括的かつ最新のユーザー体験プラットフォームをご提供します。
      プレスリリースにも強化されたポイントが記載されていますので、是非ご一読ください。
      http://www.oracle.com/us/corporate/press/291980

      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/enterprise20/2011/01/oracle_delivers_enhanced_oracl.html

      [Exalogic, Applications] Running Oracle E-Business Suite on Exalogic Elastic Cloud

      (訳注)
      ご存知とは思いますが、E-Business SuiteはOracle Application Server上で動作します。WebLogic Server上では動作しません。
      このエントリでは、ExalogicをLinuxもしくはSolarisが動作するHardwareとして使うことを意図しています。

      [JDev] iPadで読めるJDeveloperのスタートガイド

      文字通りです。
      缶コーヒー2本我慢すれば読めます。
      既に岩崎さん (@mamoru125) が案内されていますが、通勤のおともに、ぜひ。

      Oracle JDeveloper 11g スタートガイド

      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/mamoruiwasaki/2011/01/ipadjdeveloper.html

      [misc] Amazon and Oracle - More details about OVM on EC2- Reality is now!

      Oracle VMのイメージをAmazon EC2上で利用できるようになっています。
      よく受ける質問をまとめました。
      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/govcloud/2011/01/amazon_and_oracle_-_more_details_about_ovm_on_ec2-_reality_is_now.html

      [Solaris] Recipe of Oracle Solaris Express 11 Installation

      Oracle Solaris Express 11のインストール方法のまとめを5回に分けて紹介する予定です。
      2011年1月25日10時30分現在、Part1からPart3までUpされています。
      • Part 1
        • Review what sort of installation methods are provided 
        • Live CD Installation (GUI Install Procedures)
      • Part 2
        • Interactive Installation (Text Install Procedures)
      • Part 3
        • Set up GUI OS mode (GNOME) from text mode.
      • Part 4
        • Automatic Installation(AI)
      • Part 5
        • USB Installation
      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/recipesolaris/

      [ADF] Dependent LOVs in an af:query component

      以前、ADF BCを使って値リストを連動させる方法をご紹介しました。
      http://blogs.oracle.com/shay/2010/10/got_to_love_cascading_lovs_in.html

      この機能を使えば、別のリストで選択した値でフィルタリングできますが、af:queryコンポーネントに手を入れて実現しようとすると、そのままではうまく行きません。
      実現するには、Steve Muenchも言っているように、「viewObjectの属性のautosubmitプロパティを設定する」必要があります。

      設定手順は動画で確認できます。

      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/shay/2011/01/dependent_lovs_in_an_afquery_c.html

      [E20] UCM Webcenter Integration

      Content Serverを構成する際に注意すべきこととして、 Intradoc Server PortとIP Address Filterの設定があります。
      • Intradoc Server Portは4444を指定
      • IPアドレスフィルタに自ホストのアドレスを追加
      この2点をEM (Fusion Middleware Control) から実施してください。

      手順は以下のドキュメントの5、6ページに記載があります。
      http://www.yonaweb.be/sites/default/files/webcenterUCMintegration_0.pdf
      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/raghuyadav/2011/01/ucm_webcenter_integration.html

      [Security] Oracle Security Summit 2011

      原文通りの通り、2011年2月24日にOracle Security Summitがオラクル青山センターにて開催されます。
      http://www.oracle.co.jp/events/oss2011/

      セキュリティの事例(事故原因や対策)や最新事情の動向を入手していただいた後は、Candyとふれあっていただくのもご一興と思います。
      また、本セミナーは、『CISSP資格取得者向けのCPEオフィシャル・プログラム指定コース』として認定を受けていますので、ご出席いただきますと、CPEポイントが4ポイント付与されるという特典もありますので、お見逃しなく。


      # 最新のCandyの情報は、oracletech.jp(@oracletechnetjp)の「ビバディ君のつぶやき」でどうぞ。
      http://oracletech.jp/break/editor/

      原文はこちら。http://blogs.oracle.com/jsecurityworld/2011/01/oracle_security_summit_2011.html

      [Architect] Ready your Enterprise Architecture for talking Machines

      情報は指数関数的に増大し続けます。このCNNの記事のからもわかる通り、この傾向はしばらく減速することはないでしょう。

      When refrigerators tweet and washing machines text
      http://www.cnn.com/2011/TECH/innovation/01/07/internet.connected.appliances/index.html

      こういったデータ増加と破壊的なテクノロジーの登場に対し、自社のEnterprise Architectureを強化するために、以下の事柄を日々検討しておく事柄をまとめました。単純なフレームワークですが、自社の対応状況を把握するためには重要です。
      1. ビジネス目標/ビジネスモデル
        • ソーシャルメディア、機械同士の相互作用といったものが、あなたの組織のビジネスモデルにどのような影響を与えるか?
        • この技術を用いることで、競争上の優位が得られるか?
        • この技術を競合他社が利用しているか?それによって自社にどのような影響があるか?
      2. ビジョン
        • ソーシャルメディアや新技術が企業のビジョンに影響を与えるとすればそれはどこか?
        • これらの新技術にビジョンの達成を加速する要素があるか?
      3. 現状では
        • 現在のアプリケーション、データソース、テクノロジーのうち、どれにこの破壊的テクノロジーの影響が及ぶか?誰にその影響が及ぶか?
      4. 将来は
        • これらのデータポイントが、将来のビジネス、アプリケーション、情報技術アーキテクチャにどのように現れるか?
      5. 戦略的ロードマップ・遷移
        • 最小のリスクで、最も効果的にして効率的に、将来ビジョンに到達するにはどのような方法があるか?
      6. ガバナンス
        • 進捗管理の方法は?
        • 責任者(responsible)、説明・報告責任者(accountable)、成功を監視するのは誰か?
      7. ビジネスケース
        • このテクノロジーの金融モデルは何か?
        • このソフトウェアのコストと利点は?
      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/davidolivencia/2011/01/ready_your_enterprise_architecture_for_talking_machines.html

      [Database, EM] Managing Oracle Exadata with Oracle Enterprise Manager 11g - Webcast: Feb 10 2011

      # 原文に誤字が多いので、補完しています。

      太平洋時間2月10日午前10時(日本時間2月11日午前2時)から、Oracle ExadataをOracle Enterprise Manager 11gで管理することに関するWebcastが開催されます(英語)。
      このWebcastでは、テストからデプロイまでのOracle Exadataのライフサイクル全体を効率的に管理する方法を、Oracleの技術者に質問し、学ぶことができる、インタラクティブなWebcastになっています。
      具体的には、 以下の項目を学ぶことができます。
      • データベースのパフォーマンスを最大化し、予測するには
      • 自動化によってIT運用コストダウンさせるには
      • 予防的な管理により、サービス品質を確保するには
      Webcastへの参加登録はこちらです。
      http://www.brighttalk.com/webcast/25063

      # Webcast参加者は、IDCの "Exadata Exceeds Expectations" の抜粋版を受け取ることができるようです。

      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/exadatapartnercommunity/2011/01/managing_oracle_exadata_with_oracle_enterprise_manager_11g_-_webcast_feb_10_2011.html

      [FMW] 日本オラクル、 「Oracle Exalogic Elastic Cloud X2-2」の受注を開始

      タイトル通りです。
      広報の野見山さん(@YNomiyama)さんからも発信されています。

      原文はこちら。
      http://blogs.oracle.com/japan/2011/01/_oracle_exalogic_elastic_cloud_x2-2.html

      [SOA] How to make your File Adapter pick only one file at a time from a location

      SOA Suite 11gでファイルアダプタを使って指定のディレクトリからファイルを読み込む場合、"read"オペレーションを使うと、デフォルトの動作では、ポーリングのタイミングで一度にすべてのファイルを読み込んでしまいます。
      ここでは、一度に1個のファイルを読み込むようにする方法をご紹介します。

      "SingleThreadModel" と "MaxRaiseSize" プロパティをファイルアダプタに設定
      【設定方法】
      アダプタの.jcaファイルを編集し、以下のプロパティを追加
            <property name="SingleThreadModel" value="true" />
            <property name="MaxRaiseSize" value="1" />
       









       







      このプロパティはJDeveloperからも設定できます。
      1. composite.xmlを開く
      2. アダプタを選択
      3. プロパティパネルからプロパティを変更


















        原文はこちら。
        http://blogs.oracle.com/anirudhpucha/2011/01/how_to_make_your_file_adapter_pick_only_one_file_at_a_time_from_a_location.html

        [misc] Is Oracle certified to run on VMware?

        VMwareの仮想化製品上でOracle製品(Database(RACを含む)、Grid Control、Fusion Middlewareなど)が動作させることができるのか、という質問を多く受けます。
        改めて回答すると、動作させることはできます。ただし、Oracle VM以外の仮想化製品上にOracle製品をセットアップする場合には、以下の文書をよく読んで注意して使用してください。

        Note:942852.1 - VMware Certification for Oracle Products
        Note:249212.1 - Support Position for Oracle Products Running on VMware Virtualized Environments

        念のため、上記サポートの文書を熟読いただきますようお願いします。
        日本語だとこちら。
        http://support.oracle.co.jp/krown_external/oisc_showDoc.do?id=120560

        原文はこちら。
        http://blogs.oracle.com/UPGRADE/2011/01/is_oracle_certified_to_run_on.html

        [Architect] Incorporating the Top 10 Strategic Technologies for 2011 into your EA

        Enterprise Architectは、ビジネスアーキテクチャならびにビジネス戦略に沿って、テクノロジーのトレンドを知り、テクノロジーの評価をした上で、以下の観点で採用する技術を決定する必要があります。
        • どのテクノロジーを使えばビジネスの目標に早く達成できるか
        • どのテクノロジーを使えば競合を上回ることができるのか
        Gartnerがその観点で今年注目の10個のテクノロジーをリストアップしています。
        1. Cloud Computing
        2. Mobile Applications and Media Tablets
        3. Social Communications and Collaborations
        4. Video
        5. Next Generation Analytics
        6. Social Analytics
        7. Context-Aware Computing
        8. Storage-Class Memory
        9. Ubiquitous Computing
        10. Fabric-Based Infrastructure and Computers
        Gartnerの発表資料は以下のURLにあります。
        http://www.gartner.com/it/page.jsp?id=1454221

        原文はこちら。
        http://blogs.oracle.com/davidolivencia/2011/01/incorporating_the_top_10_strategic_technologies_for_2011_into_your_ea.html

        [ADF] Controlling tab order in an ADF Form

        ADFでカスタムUIを作る際の、タブオーダーを変更する方法、ならびにフィールド幅とラベル幅のプロパティを利用して複数のフォームにわたって一列に整列する方法が動画で紹介されています。



        原文はこちら。
        http://blogs.oracle.com/shay/2011/01/controlling_tab_order_in_an_ad.html

        [B2B] Proxy Support for 11g

        B2B 11gR1 (11.1.1.1〜11.1.1.3) まで、FTPデリバリチャネルにて、プロキシを利用するためのチェックボックスをチェックしても、

        Transport error: Proxy type must be defined when Proxy host has been specified. Proxy type must be defined when Proxy host has been specified. 

        といったエラーメッセージが出て、プロキシを通ることができませんでした(Note 1274796.1)。
        しかしPS3から、HTTPプロキシを利用することができるようになりました。

        原文はこちら。
        http://blogs.oracle.com/nreyes/2011/01/proxy_support_for_11g.html

        [FMW] Fusion Middleware 11.1.1.4 Released

        SOA Suite 11g PS3を含むOracle Fusion Middleware 11.1.1.4がリリースされた、というエントリを何件かUpしてきましたが、インストール方法が11.1.1.3までと変わりました。

        これまでは、11.1.1.2をインストールしてから、11.1.1.3へUpgradeする方法しか利用できませんでしたが、11.1.1.4からは、11.1.1.4のバイナリを直接インストールする方法、これまでと同様のアップグレードする方法、どちらの方法も可能になっています。

        なお、OTN のダウンロードサイトが改善されました。インストールしたいプラットフォームを選択し、“Prerequisites & Recommended Install Process” を展開すれば、ダウンロードすべきコンポーネントのリンクが出てきます。

        http://blogs.oracle.com/reynolds/2011/01/fusion_middleware_11114_releas.htmlSOA Suite 11gR1 (PS3/11.1.1.4) のダウンロードサイト
        http://www.oracle.com/technetwork/middleware/soasuite/downloads/index.html

        原文はこちら。

        [Data Integration] 【セミナー資料】Oracle Data Integrator:データベース技術を最大限に活用できるデータ連携基盤

        インターネットで数多くのセミナーをやっているOracle Directから、先日行われたOracle Data Integrator (ODI) の資料が紹介されています。
        ODIでどういうことができるのか、ODIの特徴などをうまくまとめていますので、是非どうぞ。
        ODIもOTNからダウンロードできます。
        http://www.oracle.com/technetwork/jp/middleware/data-integrator/downloads/index.html (OTN-JP)
        http://www.oracle.com/technetwork/middleware/data-integrator/downloads/index.html (OTN-US)

        原文はこちら。
        http://blogs.oracle.com/oracle4engineer/material/product/middleware/odi/024804.html

        [JDev] Oracle JDeveloper 11g PatchSet 3 is out

        またまた後追いになっていますが、JDeveloper 11g (11.1.1.4) がリリースされています。
        英語のエントリも非常に簡潔ですが、吉野さん(@hiro_ysn)が日本語でまとめてらっしゃいます(http://blogs.oracle.com/hyoshino/2011/01/oracle_jdeveloper_11g_111140.html)。

        原文はこちら。
        http://blogs.oracle.com/jdeveloperpm/2011/01/oracle_jdeveloper_11g_patchset_3_is_out.html

        [WLS] WebLogic Server 10.3.4 Released - Key Parts of Java EE 6 and More

        WebLogic Server 10.3.4 がOTNからダウンロード可能になっていることは既にご紹介しましたが、このエントリでは、Coherence Server以外のトピック(Java EE 6に関連することなど)をご紹介します。

        なお、ここでご紹介している内容の多くは、2010年11月に開催されたOracle DBA & Developer Days 2010にて、Java Evangelistの寺田さん(@yoshioterada)がご紹介されています。スライドやデモの模様などを確認したい方はこちらをご覧ください。
        http://yoshio3.com/2011/01/16/weblogic-10-3-4-%E3%81%8C%E6%AD%A3%E5%BC%8F%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9/
        1. Zip Distribution
          •  10.3.3で導入したZipパッケージを10.3.4でも提供。
        2. Mavenとの統合
          • WebLogic Maven Plug-inを提供(http://download.oracle.com/docs/cd/E17904_01/web.1111/e13702/maven_deployer.htm#DEPGD383
            • Maven Plug-inからできること
              • アプリケーションのデプロイ(weblogic:deploy)
              • アプリケーションのアンデプロイ(weblogic:undeploy)
              • アプリケーションの再デプロイ(weblogic:redeploy)
              • アプリケーションの起動(weblogic:start-app)
              • アプリケーションの停止(weblogic:stop-app)
              • デプロイ済みのアプリケーションのリスト表示(weblogic:list-apps)
              • デプロイメントプラン変更に伴うアプリケーションの更新(weblogic:update-app)
        3.  Java EE 6APIの追加サポート
          • JPA 2.0
          • JAX-RS 1.1
          • JSF2.0
        4. CAT (Classloader Analysis Tool)の提供
          • クラス名の衝突を Web の画面から確認するツール
        5. Grid Link (Active GridLink for RAC)
          • これまでのマルチデータソースも利用可能
          • RACクラスタへの接続は1個のデータソースでOK
          • RACの負荷状況を検知して、ランタイム接続ロードバランシングが可能
          • グローバルトランザクションを特定のRACインスタンスに割り当てることができるXAアフィニティにより、パフォーマンスが劇的に向上
          • 高速接続フェイルオーバー(FCF)
          • Oracle Single Client Access Name (SCAN)のサポート
            • SCANとは、クライアントは単一の名前で、RACクラスタ内で実行中のOracleデータベースにアクセスできる機能。
        6. Exalogic Elastic Cloud向けの新機能(http://download.oracle.com/docs/cd/E17904_01/web.1111/e13852/toc.htm#CHDJCHCC
        7. JRockit Flight Recorder
          • イベントデータを可視化するリッチなUIで、JRockit Mission Controlで分析するためのプラグインを提供
        原文はこちら。
        http://blogs.oracle.com/WebLogicServer/2011/01/weblogic_server_1034_released.html

        [Database] 11.2.0.2 Bundled Patch 3 for Linux x86-64bit released

        Oracle Database 11.2.0.2のバンドルパッチがExadata Database recommended patchという名前でリリースされています。Exadataを冠していますが、11.2.0.2 Gridインフラ、RAC、ASM利用者はPatchを適用することをおすすめします。

        今回のパッチが対象としているバグ、インストール要件や既知の情報など、詳細はreadmeをごらんいただくとして、以下のように多くの修正が入っています(Bug #10387939)。
        • 全体で42件、そのうち
          • DBに冠する修正は40件
            • diskmon : 4個
            • ASM : 12個
          • 2011年1月のPSU/CPU からさらに2個の修正(17個は既にBP2でリリース済み)
          • Database、Diskmon、CRSのパッチが一つにパック
          • このパッチはDataGuard、RACへのローリングインストールが可能
          • このパッチはOpatchのOpatch Auto機能を使ってインストール可能
        このBundle Patchをダウンロードするにはsupport.oracle.comからPatches and Updates.(日本語では「パッチと更新版」)に進み、バグ番号10387939で検索してダウンロード画面からダウンロードしてください。

        なお、パッチの適用は十分に検証の上判断くださいませ。

        原文はこちら。
        http://blogs.oracle.com/UPGRADE/2011/01/11202_bundled_patch_3_for_linu.html

        [FMW] Oracle Recognized as a Leader in Comprehensive Integration Solutions by Forrester

        Forrester Researchが2010年11月9日に発表した、"The Forrester Wave™: Comprehensive Integration Solutions, Q4 2010." (1) によると、15のベンダーを、「現在提供している機能、製品」「戦略」「市場におけるプレゼンス」の3分野に分類される137項目について調査した結果、Oracleはリーダーと格付けされています。
        • アーキテクチャ、統合サーバー、アプリケーション開発、BPMB2Bの最高のトータルソリューションを提供
        • Oracleはよく統合された企業情報システムを提供している。迅速な統合のためのソリューションのキーコンポーネントが、OracleのSOA SuiteおよびOracle BPM Suite
        • Oracleは全体戦略と5個の製品評価軸のうち4個(アーキテクチャ、統合サーバー、アプリケーション開発フレームワーク、BPM)で高評価
         Oracleのプレスリリースはこちら。
        http://www.oracle.com/us/corporate/press/257653

        原文はこちら。
        http://blogs.oracle.com/governance/2011/01/oracle_recognized_as_a_leader.html

        [FMW] New OFM versions released SOA Suite 11.1.1.4 & BPM 11.1.1.4 & JDeveloper 11.1.1.4 WebLogic on JRockit 10.3.4 feedback from the community

        ご紹介が前後しましたが、Fusion Middleware 11gR1 (PS3) がリリースされました。
        • Oracle WebLogic Server 11g R1 (10.3.4)
        • Oracle SOA Suite 11g R1 (11.1.1.4.0)
        • Oracle Business Process Management 11g R1 (11.1.1.4.0)
        • Oracle Complex Event Processing 11g R1 (11.1.1.4.0)
        • Oracle Application Integration Architecture Foundation Pack 11g R1 (11.1.1.4.0)
        • Oracle Service Bus 11g R1 (11.1.1.4.0)
        • Oracle Enterprise Repository 11g R1 (11.1.1.4.0)
        • Oracle Identity Management 11g R1 (11.1.1.4.0)
        • Oracle Enterprise Content Management 11g R1 (11.1.1.4.0)
        • Oracle WebCenter 11g R1 (11.1.1.4.0) - coming soon
        • Oracle Forms, Reports, Portal & Discoverer 11g R1 (11.1.1.4.0)
        • Oracle Repository Creation Utility 11g R1 (11.1.1.4.0)
        • Oracle JDeveloper & Application Development Runtime 11g R1 (11.1.1.4.0)
        以下は各コンポーネントの新機能の一例です。
        • BPEL
          • WS-BPEL2.0 のサポート
          • 拡張XML変数の自動初期化機能
          • Assign アクティビティのダイアログ変更
            • XSLマッパーのような形式に変更されました
        • Mediator
        • Adapters & Bindings
          • File AdpaterのHeaderプロパティにチャンクサイズプロパティを追加
            • プロセス実行中に変更することも可能
          • 分散送り先のリスナー自動再バランス
            • WebLogic ServerのJMS管理イベントをJMSアダプターが受け取ることができるようになりました。これにより、分散送り先のメンバーが増減した際にはリスナーを自動的に再調整します。
          • カスタムJCAアダプターを構成するための構成ウィザードを利用できます。
        • Administration & Enterprise Manager
          • パージ機能の強化
            • インスタンスデータのパージ方法として、バッチスクリプト、スケジューリングバッチスクリプト、データパーティショニングの3方法を提供
          • Enterprise Managerからインスタンスを非同期で削除する機能を追加
            • これまでは削除終了まで応答を待つ必要がありました。
        • B2B
          • 取引先システムのダウンタイムをスケジューリング可能
            • 計画停止が通知されているような場合に
          • Message Sequencing
            • インバウンド、アウトバウンドの両方でメッセージの順序付けが可能
          • B2BとBAMの連携
            • BAMで監視するための設定情報を提供
          • B2BのインスタンスメッセージへアクセスするAPIを提供
        • Oracle Service Bus
          • File/FTP JCAアダプターが利用可能
            • ネイティブトランスポートももちろん利用可能
          • セキュリティ
            • SAML2.0、WSM(Web Services Manager)の認証ポリシーを利用可能
        • Installation, Hot-Pluggability & Certifications
          • 動作環境にIBM WebSphere Application Serverを追加
            • IBM WebSphere Application Server Network Deployment (ND) 7.0.11、IBM WebSphere Application Server 7.0.11にSOA Suiteをデプロイ、実行可能
          • Single JVM developer installation template
            • SOA Suiteを管理サーバーだけで実行するためのドメイン構成テンプレートを提供
        • Complex Event Processing (CEP)
          • IDEの機能強化
            • アダプターウィザード
            • イベントタイプリポジトリエディタ、など
          • CQLの機能強化
            • JDBCデータカートリッジ
            •  パラメータ化クエリなど
          • イベント処理ネットワーク(EPN)でのイベントトレース、およびイベントの注入
            • 開発環境からイベントをトレースしたり、注入したりできます
        なお、JDeveloperも同時にPS3がリリースされています。
        開発時には、SOA Suiteのバージョンと、JDeveloperのバージョンを一致させてください。
        具体的には、SOA Suite 11gR1 PS3 (11.1.1.4) の開発環境は、JDeveloper 11gR1 PS3 (11.1.1.4) ということです。

        原文はこちら。
        http://blogs.oracle.com/soacommunity/2011/01/new_ofm_versions_released_soa.html

        [Sun] Sun Microsystems Documentation Update

        SunのドキュメントがOTNに統合された、というお話です。既に @hiro_ysn さん謹製の日本語エントリがあり、わかりやすくまとまっています。

        原文はこちら。
        http://blogs.oracle.com/hyoshino/2011/01/sun_1.html

        [WLS] WebLogic Server 10.3.4: Includes Coherence 3.6 and the New Environment Feature of Coherence Servers

        Oracle WebLogic Server (10.3.4) がリリースされています。
        10.3.3でCoherence Clustersの機能が含まれたWebLogic Serverですが、10.3.4では、キャッシュデータを維持管理するためのスタンドアロンのキャッシュサーバー、Coherence サーバーを作成することができるようになりました。

        Coherence サーバーは、他の管理対象サーバーと同様、WebLogic Server管理コンソールからCoherenceサーバーを作成できます。

        このサーバーからCoherenceクラスタを参照、管理することができます。
        WebLogic Serverの管理対象サーバーなので、WLSTでも管理できるようになっています。

        原文はこちら。
         http://blogs.oracle.com/csoto/2011/01/weblogic_server_1034_includes_coherence_36_and_the_new_environment_feature_of_coherence_servers.html

        [FMW] OWSM in Oracle Fusion Middleware 11g R1 PS3

        先日SOA Suite 11gR1のPS3がリリースされました。
        SOA Suiteの一つのコンポーネントである、Web Service Manager (WSM) の主な新機能は以下の通りです。
        • Global Policy Attachments
          • グローバルスコープ(ドメイン、サーバー、アプリケーション、SOAコンポジット)のすべてのオブジェクトに対して、ポリシーセットを作成、設定することができます。
        • ハードウェアトークンのサポート
          • LunaSA Hardware Security Manager (HSM) をキーストアとして利用できます。
        • WS-Trustのサポート
          • WS-Trust 1.3 をサポートしたポリシーが追加されました。
        • SAML 2.0 アサーションのサポート
          • SAML 2.0 のログインモジュールと事前定義済みの SAML 2.0 ポリシーが追加されました。
        • ユーザビリティ向上
          • テスト、監視、分析に関して、Fusion Middleware Controlの使い勝手を向上しています。
        • WebSphere上での動作をサポート
        • アップデートされた標準のサポート
          • WS-Policy 1.5 と WS-SecurityPolicy 1.2、 1.3をサポートしました。
         WSMの新機能は以下にまとめられていますので、ご一読ください。
        http://download.oracle.com/docs/cd/E17904_01/web.1111/b32511/whatsnew.htm#CHDJBGDH

        原文はこちら。http://blogs.oracle.com/wssi/2011/01/owsm_in_oracle_fusion_middleware_11g_r1_ps3.html

        [java] Technical Article: Part 4: Security and Performance Tuning of a REST and Ajax Application

        Julien DuboisがOTNにて、「RESTおよびAjaxアプリケーションのセキュリティとパフォーマンスチューニング」を4回に分けて寄稿しています。
        • XSSやクラッカーからアプリケーションを守るための方法
        • サーバーおよびクライアントサイドでアプリケーションのパフォーマンスを改善する方法
        に関するTipsなどを紹介しています。
        開発者にとっては基本的な内容ではありますが、コードも含めて紹介されていますので、第1回からどうぞ。