[Sun Ray] Sun Ray Software 5.2 Released

本日(アメリカ太平洋夏時間2011年5月10日)、OracleはSun Ray Serverソフトウェアの新バージョンをリリースしました。この新バージョン5.2には、重要な変更点と、完全なOracle製品の統合に関わる大きな一歩を含んでいます。
この文書はもう古き良きSunのWikiにはありません。Oracle Documentation Systemに統合され、PDFドキュメントとしてご覧いただけます。過去のバージョンと同様に、ソフトウェアバンドルはOracle edeliveryからダウンロードできますが、エントリポイントとして、OTNのサイトをご案内いたします。

Sun Ray Software 5.2
http://download.oracle.com/docs/cd/E22662_01/

Sun Ray Software Downloads
http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/sunrayproducts/downloads/index.html

システム管理者への変更もあります。Sun Ray Webadmin GUIに変更があり、Oracleのルックアンドフィール(Oracle VDIソフトウェアと同様)になりました。


システム管理者に関連する2個目の変更は、単一インストーラ(utsetupコマンド)でSun Ray Software製品すべてをSun Rayサーバにインストールすることができるようになったことです。Sun Rayサーバ、Windowsコネクタ、VMware Viewコネクタそしてスマートカードサービス(PC/SC-lite)をインストールできます。パッケージをインストールした後、utsetupコマンドが構成プロセスへと進みます。パッケージのインストールとSun Rayサーバの構成の間の再起動が不要になりました。
utestupコマンドには、Sun Rayサーバのインストールと構成プロセスを自動化する機能もあります。utestupを実行した間に作成したレスポンスファイルを使うと、Sun Rayサーバのセットアップを他のサーバへコピーすることができます。その他の変更でシステム管理者にとって重要なものは、ファームウェアのプロビジョニングプロセスでしょう、以前のバージョンでは2つのバージョンのファームウェア(非GUIのファームウェア、GUIファームウェア)が提供されていました。今度のリリースでは、ファームウェアは一つだけになり、構成時にはGUIを有効にしなければならなくなりました。他の変更点のうち、エンドユーザに見える部分は以下の通りです。詳細はリリースノートを参照してください。
  • ビデオとオーディオストリームの性能向上(Windows XP、Windows 2003)
  • オーディオの最適化機能、帯域の削減とスケーラビリティの向上に寄与
  • 一部のUSBヘッドセットをサポート(サポート対象のUSBヘッドセットのリストあり)
  • マルチモニタのサポート、VPNやネットワークの機能強化
Sun Ray Serverソフトウェアは以下のOSプラットフォームでの動作をサポートしています。
  • Solaris 10 5/09以降 (SPARC, x86)
  • Solaris 10 5/09以降 + Solaris Trusted Extensions (SPARC, x86)
  • Oracle Linux 5.5 (32bit, 64bit)
  • Oracle Linux 5.6 (32bit, 64bit)
Red Hatサーバに関するサポートの声明や、追加ソフトウェアの要件に関しては、Installation and Configuration Guideを参照してください。

Sun Ray Software 5.2 Release Notes
http://download.oracle.com/docs/cd/E22662_01/PDF/EN/SRS5.2-RN-E22660-01.pdf

Sun Ray Software 5.2 Installation and Configuration Guide
http://download.oracle.com/docs/cd/E22662_01/PDF/EN/SRS5.2-IG-E22659-01.pdf


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/jaapr/entry/sun_ray_software_5_2

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