https://blogs.oracle.com/ATEAM_WEBCENTER/entry/enabling_coherence_for_content_presenter
Content Presenterは CMIS (Content Management Interoperability Services)のREST APIを使ってUCMのコンテンツを見つけ出し、ローカルキャッシュ（インメモリ）のためにJOC（Java Object Cache）を利用します。つまり、WebLogic Serverに付属しているにもかかわらず、デフォルトではCoherenceを使わないということです。
WEｂCenter Spaces、WebCenter Portalで、Coherenceを使ってコンテンツをキャッシュさせることができます。前者の場合、content-coherence-cache-config.xmlというファイルを作成する必要があります。このファイルはEARクラスパスもしくはサーバのシステムクラスパスに置くことができます。jarファイルをシステムクラスパスに配置するのは、$DOMAIN_HOME/libの中に上記XMLファイルを使ってjarファイルをコピーするのと同じぐらい簡単です。
XMLファイルをEARクラスパスに入れる方法を説明するため、WebCenterPortalCoherenceというJDeveloperアプリケーションを作成しました。 WebCenterPortalCoherence/src フォルダ内でAPP-INF/libディレクトリを作成し、porta-coherence.jarというjarファイルを追加しました。これはcontent-coherence-cache-config.xmlがEARデプロイメントプロファイルに以下のようにパッケージングにされているだけのものです。
アプリケーションをデプロイして、できあがりです。
Coherenceが動作していることを確認するため、 -Dtangosol.coherence.management=all をJVMのスタートアップパラメータに設定しました。もっと具体的には、setDomainEnv.shに設定しました。アプリケーションをデプロイした管理サーバを再起動してJConsoleで接続し、MBeansタブでCoherenceを確認します。以下のようなログがあるかと思います。
今回ご紹介したJDeveloperのプロジェクトはこちらからダウンロードできます。2012-04-25 14:45:47.321/1278.178 Oracle Coherence GE 3.6.0.4 <Info> (thread=[ACTIVE] ExecuteThread: '1' for queue: 'weblogic.kernel.Default (self-tuning)', member=n/a): Loaded cache configuration from "zip:/oracle/app/admin/domains/webcenter/servers/WC_CustomPortal/tmp/_WL_user/WebCenterPortalCoherence_application1_V2.0/i092wg/APP-INF/lib/portal-coherence.jar!/content-coherence-cache-config.xml"
content-coherence-cache-config.xmlに関する詳細情報は、以下のドキュメントをご覧下さい。
Oracle® Fusion Middleware Administrator's Guide for Oracle WebCenter 11g Release 1 (11.1.1.5.0) Modifying Cache Settings for Content Presenter
http://docs.oracle.com/cd/E21764_01/webcenter.1111/e12405/wcadm_documents.htm#BABHFCJH
Oracle® Fusion Middleware Administrator's Guide for Oracle WebCenter Portal 11g Release 1 (11.1.1.6.0) Modifying Cache Settings for Content Presenter
http://docs.oracle.com/cd/E28389_01/webcenter.1111/e12405/wcadm_documents.htm#BABHFCJH
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