[VM] What's New in Oracle VM VirtualBox 4.2?

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/fatbloke/entry/what_s_new_in_oracle

IT業界で1年は長期間ですね。最後のVirtualBoxのリリースはおよそ1年ちょっと前のことです。この間、以下のような状況を目の当たりにしてきました。
  • クールな新しいOS(Windows 8、Chrome OS、Mountaion Lionなど)がリリースされている
  • Oracle Linux 6.3のようなエンタープライズ向けのLinuxディストリビューションや、Ubuntu 12.0.4やFedora 17のようなデスクトップ向けのディストリビューションといった、数多くの新しいLinuxディストリビューションがリリースされている
  • ふつうのPCやラップトップの性能が格段に向上している
こうした出来事の全てが本日リリースした最新のVirtualBoxに影響しています。

Powerful hosts
これまで見てきたトレンドの一つとして、平均的なホストプラットフォームがより強力になっているため、利用者が一貫してより多くのVMを実行している、というものがあります。一部の利用者は様々なビンテージものの大規模なライブラリを持っている一方で、一部の利用者は多階層のソフトウェアソリューションの様々な層(例えばデータベース層、ミドルウェア層、フロントエンド層)を組み合わせて実行するVMグループを持っていたりします。
そんなわけで、こうしたお客様のニーズに対応する、より強力になったVirtualBox Managerをご紹介できることをうれしく思っています。
VirtualBox Manager

VM Groups(VMグループ)
グループを使用すると、意味付けてVMライブラリを整理することができます。例えば、プラットフォームの種類別、プロジェクト別、バージョン別などなど。グループを作成するには、別のVMにあるVMをドラッグするか、または一つ以上のVMを選択し、メニューバーから[仮想マシン]>[グループ]を選択すればOKです。グループを展開したり折りたたんだりして画面表示領域を節約できます。グループを選択しているときに左右の矢印キーを使用して、グループに入ったり出たりすることができます(iPadのナビゲーションをイメージして下さい)。
ただし、グループは受動的なフォルダ以上のものです。というのも、全ての個々のVMではなく、グループに対して操作を実行できるからです。そのため、複数階層のソリューションを持っているばあい、1回のクリックでスタック全体を立ち上げることができます。

Autostart(自動起動)
VirtualBoxユーザの多くはVMで専用サービス(例えばWiki)を実行しています。こうしたタイプのVMのワークロードだと、ホストマシンの起動時にVMを起動したいと思ってらっしゃることでしょう。そんなわけで、4.2では、クロスプラットフォームの自動スタート機構を導入しホストサービスとしてVMを扱うことができるようにしました。
Starting virtual machines during system boot
https://www.virtualbox.org/manual/ch09.html#autostart
Headless VM Launching(ヘッドレスVMの起動)
Webサーバや、Wiki、その他のサーバー·クラスのワークロードをもつVMでは、VMのコンソールが冗長すぎます。これまで、VirtualBoxではこうしたVMのために別の起動メカニズム、すなわちコマンドライン·インタフェースから、VBoxHeadlessまたはVBoxManage startvm ... --type headlessコマンドを提供してきました。しかし4.2では、ヘッドレスVMをVM Managerからも起動できるようにしました。
VM ManagerからVMを起動するときに、単にShiftキーを押しながら起動する…ただそれだけのことです。
では、ヘッドレスVMをどのように停止すればよいのでしょう?4.2ではVM ManagerからVMを停止することができます。(ところで、ゲストVMを正常にシャットダウンするにはACPIシャットダウンを使うのが一番です)。
Shutdown VM
Easy VM Creation(VMの作成が簡単に)
詳しいユーザにとって、新しいVMを作成するためのWizardは少々退屈だったと思います。そんなわけで、たった2クリックでVMを作成できるモードを用意しました。新しいVMを作成する際の説明を隠すことができます。

Powerful VMs
ホストが強力になっているように、ホスト内で動作するゲストも強力になっています。ゲストを収容する4.2の機能をご紹介しましょう。

Virtual Network Interface Cards (仮想NIC)
4.2では、最大36個のNICをVMに割り当てることができます(ICH9チップセットエミュレーション時)。しかし、大いなる力には、大いなる責任が伴う(Obi-Wanがそんなこと言ってませんでしたっけ?)ため、不正なVMがパイプ全体を占有しないよう、帯域幅の制限機能を導入しましています。
Limiting bandwidth for network I/O
https://www.virtualbox.org/manual/ch06.html#network_bandwidth_limit
VLAN tagging(VLANのタギング)
一部のユーザがVLANを広く使っているため、E1000 NICでVLANのタギングをサポートするように機能強化しました。

Processor Performance(プロセッサ性能)
(Intelの世界でEPTと言う)Netsted PagingをサポートするCPU(Core i5やi7のほとんどが対象)を使っている場合、もしくはAMDのBulldozer以後のCPUを使っている場合、こうしたCPU向けに実施した対策によるパフォーマンスの改善に気付くはずです。プロセッサについて言えば、VIAの最新のCPUもサポート対象に追加しました。

Powerful Automation
VirtualBoxはOS上で実行されるので、ゲストVMを動作させるスクリプトを実行するホストの機能を活用することは理に適っています。Guest Automationは以前のリリースで導入されていましたが、4.2でAPIを刷新し、ゲストOSが数多くの強力なオペレーションを可能にしました。VirtualBox Programming Guide and Reference(SDK)のIGuest APIをチェックして下さい。
Oracle VM VirtualBox Programming Guide and Reference Version 4.2.0
http://download.virtualbox.org/virtualbox/SDKRef.pdf
Powerful Platforms
4.2に投入された全てのハードコアエンジニアリングの全てがその目的のために実施されました。その目的とは、仮想化の整合性のために、x86で動作するほぼすべてのOSを実行可能な、高速かつ強力なエンジンを提供することです。そういうわけで、こうしたプラットフォームをサポート対象に追加できることをうれしく思っています。
  • Mac OS X "Mountain Lion" 
  • Windows 8
  • Windows Server 2012
  • Ubuntu 12.04 (“Precise Pangolin”)
  • Fedora 17
  • Oracle Linux 6.3 
以下がその証拠です。
platforms
ゲストOSからオーディオCDの作成のサポート、双方向クリップボード制御、Linuxのゲストへのファイルのドラッグアンドドロップなどといった、細かな改善を説明する時間はないので、Oracleのサイトやコミュニティのサイトからダウンロードしてユーザガイドを垣間見たら、すぐにご利用の皆さんのためにエクササイズとして残しておきます。
ダウンロードサイト
(Oracle)http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/virtualbox/downloads/index.html
(コミュニティ)https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
ユーザガイド(英語)
http://download.virtualbox.org/virtualbox/4.2.0/UserManual.pdf
というわけで、全体として、非常にしっかりしたリリースで、新機能や強化された機能を発見して楽しんでもらえると思います。

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