[FMW] B2B communication using IBM MQ

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/oracleb2bgurus/entry/b2b_communication_using_ibm_mq

Oracle B2B 11gは、標準でIBM MQ(WebSphere MQ)に接続してメッセージ交換できます。これはOracle B2BのJMS機能を使って実現します。

これにより、B2Bでのトレーディング・パートナーとの既存の通信機能のスタックに加え、MQを使うことができます。
B2BでIBM MQと接続する方法には2つあります。
  1. 資格証明を使う接続
  2. .bindingsファイルを使う接続
IBM MQに接続するための前提条件として、以下のライブラリをクラスパスに通しておく必要があります。
  • com.ibm.mqjms.jar
  • dhbcore.jar
  • com.ibm.mq.jar
  • com.ibm.mq.jmqi.jar
  • mqcontext.jar
  • com.ibm.mq.pcf.jar
  • com.ibm.mq.commonservices.jar
  • com.ibm.mq.headers.jar
  • fscontext.jar
  • jms.jar
上記のjarファイルをドメインのライブラリディレクトリ(<Domain_Home>/lib)に追加します。<Domain_Home>/libのjarファイルは、サーバー起動時に動的にクラスパスに追加されます。
[例]
<FMW_Home>/user_projects/domains/<ドメイン名>/lib
(訳注)原文の誤りを訂正して掲載しています。
もしくは、setDomainEnv.shの中に上記jarファイルの在処を追加することでも実現できます。

資格証明を使う接続
  • Outbound
    "Generic JMS"プロトコルを使ってトレーディングパートナーのデリバリーチャネルを構成します。
  • Inbound
    "Generic JMS"プロトコルを使って、内部デリバリーチャネルを構成します。
以下は詳細です。
パラメータ名説明
接続先名MQのキュー名
コネクション・ファクトリMQのキューマネージャー名
接続先プロバイダjava.naming.factory.initial=com.ibm.mq.jms.context.WMQInitialContextFactory;
java.naming.provider.url=<ホスト名>:<キューマネージャーのリスニングポート番号>/<MQチャネル名>;
ユーザー名MQ User Name
パスワードMQ password

.bindingsファイルを使う接続
前提条件として、MQサーバーで作成した.bindingsファイルを用意する必要があります(MQ Administratorが作成できます)。
以下の値をインバウンド、アウトバウンドのデリバリーチャネルにそれぞれ設定します。
パラメータ名説明
接続先名MQのキュー名
コネクション・ファクトリMQのキューマネージャー名
接続先プロバイダjava.naming.factory.initial=com.ibm.mq.jms.context.WMQInitialContextFactory;
java.naming.provider.url=file:///<.bindingsファイルの場所>;

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