[Applications] Apple iPads Certified with Oracle E-Business Suite 12.1

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/stevenChan/entry/safari_apple_ipads_certified_with

E-Business Suite 12.1はApple iPadで動作保証されました。
この動作保証はE-Business SuiteのOAフレームワークベースのHTMLアプリケーションのSafariでの動作保証も含んでいます。これらは時として"Self Service Web Applications" (SSWA) と呼ばれるものです。
この動作保証はApple Mailアプリを利用してE-Business Suite Workflow通知メールを承認することも対象としています。
iOSデバイス上でJavaベースのアプリケーションを実行することはできませんので、Java Runtime Environment (JRE) プラグインが必要なOracle Formベースの製品はiPad上で動作しません。

要件
  • Oracle E-Business Suite 12.1.3以降
  • iOS 6.0以降
iPhoneでは使える?
E-Business SuiteのOAフレームワークベースの製品は現在デスクトップサイズの画面を持つクライアントデバイスを想定して設計されています(例: 1024×768)。iPhone上のSafariでも動作しますが、画面サイズが小さいため、理想的なユーザー体験を提供しません。最適なユーザー体験のため、OAフレームワークベースのE-Business Suite製品にアクセスする場合はiPadをお使いになることを推奨します。
Apple Mailアプリケーションを利用してE-Business Suite Workflowの通知メールを承認する場合は、iPadでもiPhoneのどちらも動作保証されています。

標準準拠のメールクライアントを使ってワークフロー通知を承認するには
Oracle WorkflowはE-Business Suiteのテクノロジースタックの主要な構成要素です。承認待ちのE-Business SuiteのトランザクションをE-Business Suiteのユーザーに通知するメールをSMTP経由で送信するよう構成することができます。E-Business Suiteのエンドユーザーはこうした通知メールに対し、メール中のリンクをクリックするか、返信メールに特定のキーワードを含めて送信することで、通知メールに対応できます。

Windowsデスクトップベースのメールクライアント(Microsoft Outlookなど)を使い、WorkflowやE-Business Suiteの通知機能をテストしています。Apple MailアプリケーションをiOSの動作保証の一環でテストしました。現在のところその他のモバイルデバイス(Android、BlackBerry Emailなど)でのWorkflow通知メールのテストは実行していません。

標準準拠のメールクライアント(モバイルデバイスを含むメールクライアント)はWorkflow通知メールを適切に処理できると想定しています。一部のモバイルメールクライアントでは標準ベースのメールを取り扱うことが出来ず、他のメールクライアントでは長いWorkflow通知メールを切り捨てることがあります。こうした問題のために、モバイルデバイスの特定のメールクライアントは適切にWorkflow通知を取り扱うことができない可能性があります。

スマートフォンやモバイルデバイスでのWorkflowメール通知にて、標準準拠のメールクライアントでは再現できない問題が発生した場合は、後でWorkflow通知を処理することを推奨します。

[参考]技術的に詳しい読者の場合、少なくとも一つのWebベースのメールクライアントが、mailto URLエンコーディングにおける新しい行文字の処理でRFC2368に準拠していないことを知っていることに対し、その内容を聞いてみたいという関心があるかもしれません。こうした問題を抱えるWebベースのメールクライアントはWorkflow通知を適切に処理できないでしょう。一般的なWindowsデスクトップベースのメールクライアントで再現できない、Webベースのメールクライアントで発生する問題に出くわした場合、後でWorkflow通知を処理することを推奨します。

他のモバイルデバイスはどうなの?
他のモバイルデバイスは現時点ではまだ動作保証していません。E-Business SuiteクライアントとしてAndroidベースのデバイスを展開するプランが貴組織にある場合には、詳細をお知らせ下さい。現在Androidのfragmentationまわりの複雑性に取り組んでいますので、皆様の要求を検討することは参考になると考えています。

参考
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