[Database] New white paper: Fast Application Notification (FAN)

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/dbcloudcoverage/entry/new_white_paper_fast_application

Fast Application Notification (FAN) Includes FANwatcher:A utility to subscribe to ONS and view FAN eventshttp://www.oracle.com/technetwork/database/options/clustering/overview/fastapplicationnotification12c-2538999.pdf
Fast Application Notification (高速アプリケーション通知/FAN)は、計画されたメンテナンスや計画外の停止、負荷の偏りに伴うOracle Databaseインスタンスの停止や無応答といった、エンドユーザーがぶち当たる可能性のある、イケてない体験を解決するための、重要なコンポーネントです。FANを使うと、End-to-Endでのアプリケーションの完全自動回復や実際のトランザクションパフォーマンスに基づいた実行時の負荷分散が可能です。

FANを使って、Oracle Real Application ClustersおよびOracle Data Guardに組み込まれた継続的なサービスと継続的な接続をアプリケーションやアプリケーションにまで拡張します。データベースサービスの状態が変わる(ON、OFF、または無応答)と、最新のステータスがFANイベントを通じて関心を持っているサブスクライバに対し通知されます。FANは、データベース・サービスやインスタンス、データベース自体、そしてクラスタを形成するノードの状態の変化を迅速に通知します。これはGlobal Data Services(GDS、分散データベースシステム)が搭載されたOracle Database 12cから提供を開始しています。
OracleドライバとOracleプールはFANイベントを使い以下のことを実現します。
  1. 計画メンテナンスの間、アプリケーションに一切エラーを返さずに、メンテナンスを実施する
  2. 非常に高速に障害を検知し、アプリケーションのリカバリをリアルタイムに実施する
  3. パフォーマンスにばらつきがある際に、実行時に流入作業量の負荷分散を実施し、また、インスタンスを残したり、利用可能になったシステムやリソースを参加させたりする
  4. (例えば、連続したWebセッションといった関連する会話をベストパフォーマンスを出すために一緒にルーティングする、というような)流入するワークに対するアフィニティのアドバイスを行う
ホワイトペーパーの内容は以下の通りです。
  1. データベースシステムのFANイベントを有効にすることで得られるメリットの説明
  2. FANイベントおよびそのイベントが発行されたフィールドの解説
  3. FANイベントをFANwatcherを使って確認する方法の説明
  4. OracleアプリケーションやOracle以外のアプリケーションのためにFANイベントを統合し、有効化する手順の紹介
対象読者として、以下を想定しています。

  • RACデータベース管理者
  • Data Guardデータベース管理者
  • アプリケーションやアプリケーションサーバ、監視コンソールや内部業務ワークフローシステムと統合し、計画メンテナンスや計画外停止の迅速な通知をが必要なアプリケーションインテグレータ

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