[Linux] Now available: Oracle Linux Vagrant Box

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/linux/entry/now_available_oracle_linux_vagrant

Vagrantは仮想マシンベースの環境を管理するためのツールです。
Vagrant
https://vagrantup.com/
でもなぜVagrantを使うのでしょう。Linuxで動作するコードを開発しているけれども、macOSやWindowsマシンを使ってお気に入りのブラウザ、エディタ、デバッガ、開発ツールを使う場合に、Vagrantは構成や依存性を開発マシンから分離して自由に使えるLinux環境を作成するための一環したワークフローを提供します。 
Vagrant Boxは事前ビルド済みのベースイメージで、Vagrantにインポートできます。Oracle Linux 7.3をVagrant Boxにパッケージングしました。このすぐに使えるパッケージを利用するには、Oracle VM VirtualBoxとVagrantをインストールしておく必要があります。もしまだであれば、以下からダウンロードできます。
これらのインストールが完了したら、以下のコマンドを使ってOracle Linux Boxをダウンロードし、起動することができます。
mkdir ol73; cd ol73
vagrant box add --name ol73 http://yum.oracle.com/boxes/oraclelinux/ol73/ol73.box
vagrant init ol73
vagrant up
vagrant ssh
この後、Oracle Linuxの環境にログインすれば、使えるようになります。作業ディレクトリは上記で作成済み(ol73)なので、これを仮想マシンに共有フォルダとして /vagrant にマウントすれば、Oracle LinuxゲストVMでそうしたファイルにアクセス、コンパイル、実行しながら、ホスト側で開発ツールやエディタを利用してコードや他のファイルを編集できます。

Linuxのゲスト環境が不要になったら、以下のコマンドで削除できます。
vagrant destroy
今回リリースしたOracle LinuxのVagrant Boxは以下のような高レベルなスペックです。
  • ダウンロードサイズ:378 MB
  • 2 vCPUs
  • 2048 MB RAM
  • Oracle Linux 7.3 +Unbreakable Enterprise Kernel 4.1.12-61.1.28.el7uek.x86_64 
  • 最小パッケージセットをインストール済み
  • VirtualBox guest additions 5.1.12インストール済み
  • rootボリューム:12 GBの割り当て
  • Swap:4 GB の割り当て 
  • ルートファイルシステム:XFS
  • Oracle Yumサーバー(yum.oracle.com)の構成済み
将来もっと多くのOracle Linux Boxがリリースされる予定ですので、以下のURLをチェックしてください。思うところがありましたら、(原文の)コメント欄にどうぞ。
Oracle Linux Vagrant Boxes
http://yum.oracle.com/boxes
(訳注)
上記URLにも記載がありますが、利用にあたってお金は不要ですが、サポートはありませんので、お問い合わせはOTNのOracle Linux Community Forumにお願いします。
Oracle Linux Community Forum
https://community.oracle.com/community/server_&_storage_systems/linux/oracle_linux 

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