[Database] News about the new Oracle Database Release Schedule

原文はこちら。
https://mikedietrichde.com/2017/08/09/news-new-oracle-database-release-schedule/

旧リリース番号体系
新たなOracle Databaseリリーススケジュールに関するニュースです。Oracleは先頃、リリース情報を含むMOSドキュメント 742060.1を更新しました。
Release Schedule of Current Database Releases (Doc ID 742060.1)
https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=742060.1
数週間前、PSU(Patch Set Update)やBP(Bundle Patch)は、Oracle Database 12cR2以後ではRURs(Release Update Revisions)やRU(Release Updates)に変更されました。
Release Update and Release Update Revisions for Database Proactive Patch Program (Doc ID 2285040.1)
https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=2285040.1
そして今回、MOSドキュメント742060.1も更新されました。

News about the new Oracle Database Release Schedule

このMOSドキュメントによると、以下のようです。
Release 12.2: New releases will be annual and the version will be the last two digits of the release year. The release originally planned as 12.2.0.2 will now be release 18.
(新リリースは年次リリースになり、バージョンはリリース年の西暦末尾2桁になる予定です。12.2.0.2として当初予定されていたリリースは、リリース18になる予定です。)
詳細情報ならびにサポートスケジュールに関する説明はMOSドキュメント742060.1をご覧ください。
Instead of Patch Sets, Patch Set Updates, and Database Bundle Patches, the new releases will be maintained with Release Updates (RU) and Release Update Revisions (RUR).
(Patch Set、Patch Set Update、Database Bundle Patchのかわりに、Release Updates (RU)とRelease Update Revisions (RUR)を使って新リリースをメンテナンスする予定です。)
詳細はMOSドキュメント2285040.1をご覧ください。

Further Information

以下のエントリもご覧ください。
More Information about RU and RUR patches for Oracle 12.2
https://mikedietrichde.com/2017/07/19/information-ru-rur-oracle-12-2/

[Database] What’s the Difference, and When to Use, the Various Types of Data Compression

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/dbstorage/what%E2%80%99s-the-difference%2c-and-when-to-use%2c-the-various-types-of-data-compression

このエントリでは、種々のデータ圧縮方式について説明し、その違いと利用に適した状況をお伝えします。

このエントリ以前にこのトピックに触れましたが、先頃Oracle Databaseのドキュメントで下表を見かけたので、この情報を踏まえて、皆様に情報をお伝えしたいと考えています。

Data Compression Methods

Oracle® Database管理者ガイド 12cリリース2 (12.2)
表圧縮方法
http://docs.oracle.com/cd/E82638_01/ADMIN/managing-tables.htm#GUID-ED833867-4B7F-442E-A70C-9C19DAA8F445__BABEEFHI
Oracle® Database Administrator’s Guide 12c Release 2 (12.2)
Table Compression Methods
http://docs.oracle.com/database/122/ADMIN/managing-tables.htm#GUID-ED833867-4B7F-442E-A70C-9C19DAA8F445__BABEEFHI


Basic Table Compression(基本表圧縮)

Basic Table Compressionに詳しくない場合、おさえておくべき重要な点は、データ圧縮機能が無料で利用でき、Oracle Database Enterprise Editionに含まれている、という点です。10年以上前、Oracle Database 9i Release 2でBasic Table Compressionが導入されました。ただこの機能では、バルク・ロード操作を使用してロードされたデータは圧縮されますが、DML操作(INSERTまたはUPDATE)によって追加/変更されるデータは圧縮されません。そのため、Basic Table Compressionを使っている表やパーティション上でINSERTやUPDATEを実行している場合、変更内容を圧縮するには、その表やパーティションを再圧縮する必要があります。

USAGE:

Basic Table CompressionはOLTPアプリケーション向きではありません。その代わり、データをバルクロード操作でロードし、ほとんど(もしくは全く)変更されないような、専ら読み取りのみのデータウェアハウスアプリケーションに最適です。

Advanced Row Compression(高度な行圧縮)

Oracle Database 11g Release 1でOLTP Table Compression、Oracle Database 12cでAdvanced Row Compression(高度な行圧縮)と呼ばれる機能が導入されました。Advanced Row Compressionは、Basic Table Compressionと同じアルゴリズムを使用するAdvanced Compressionのデータ圧縮機能ですが、Advanced Row CompressionではINSERTやUPDATEなどの従来のDMLを含むすべてのタイプのデータ操作操作中にデータ圧縮を維持するという点がBasic Table Compressionと異なります。

Advanced Row Compressionでは、複数の列にまたがってもデータベースブロック内の重複値を排除するように設計された圧縮アルゴリズムを使用します。 特定の環境で達成される圧縮率(Basic Table Compressionの場合も同様です)は、圧縮対象のデータ、具体的にはデータのカーディナリティに依存します。一般に、Advanced Row Compression(Basic Table Compressionでも同様の圧縮率です)を使用することで、2倍から4倍の圧縮率でストレージ使用量を減らすことが期待できます。つまり、データが圧縮されていない場合、使用する領域は、圧縮されたデータの容量の2〜4倍になります。

USAGE

Advanced Row Compressionは、OLTPおよびデータウェアハウスアプリケーションの両方を対象にしています。

Hybrid Columnar Compression(ハイブリッド列圧縮)

Basic Table CompressionやAdvanced Row Compressionとは異なり、OracleのHybrid Columnar Compressionテクノロジーでは、行と列の両方のメソッドを組み合わせてデータを格納します。このハイブリッドアプローチによって、純粋な列形式のパフォーマンス不足を回避しつつ、Columnar Storageの圧縮の利点を達成します。圧縮単位(CU)と呼ばれる論理構造を使用して、ハイブリッド列圧縮された一連の行(a set of hybrid columnar compressed rows)を格納します。データがロードされると、一連の行の列の値がグループ化され、圧縮されます。一連の行の列データが圧縮された後、圧縮単位に格納されます。Hybrid Columnar Compressionでストレージを最大限に節約するためには、データウェアハウスのバルクロード(ダイレクトパス)の技術を使用して、データをロードする必要があります。よく使われるバルクロードの操作の例には以下のようなものがあります。
  • APPENDヒント句を使ったInsert文
  • パラレルDML
  • ダイレクトパスSQL*Loader
  • Create Table as Select(CTAS)
一般に、Hybrid Columnar Compressionを使うと、6倍から15倍以上の圧縮率でストレージの使用量を削減できます。

USAGE

Oracle Database 12c Release 2以前では、Hybrid Columnar Compression(HCC)はOLTPアプリケーションを対象にしておらず、そのかわりに、バルクロード操作を使ってデータをロードし、変更しない(もしくはほぼ変更しない)ようなデータウェアハウスアプリケーション(もっぱら読み取り)に最適なものでした。HCCで圧縮されたデータを、UPDATEやINSERTといった通常のデータ操作言語(DML)を使った操作で変更することはできますが、HCCで圧縮はDML操作をしない、もしくはほとんど操作しないアプリケーションに適しています。頻繁にUPDATEやINSERT操作を表やパーティションに対して予定している場合、そういったデータに対しては、Advanced Row Compression(Oracle Advanced Compressionの機能)が適しています。(Hybrid Columnar Compressionを利用している場合)DMLを使ってINSERT/UPDATEされたデータであれば通常、圧縮率が2倍から4倍にまで低下します。
12cR2では新たに、PL/SQLやOracle Call Interface(OCI)といったプログラムでAPPENDヒント句や配列の挿入を行わなくても、SQL INSERT ... SELECT文の新しいデータをHybrid Columnar Compressionで自動的に圧縮します。12cR2以前では、こうした操作でHybrid Columnar Compressionの圧縮レベルが低下しましたが、最新リリースでは、圧縮レベルは変わりません。
「Warehouse」と「Archive」圧縮の違いについては、下記のHybrid Columnar Compressionのホワイトペーパーで説明しています。

今のところ、データベースストレージ最適化については、後続のブログエントリで続けていきます。NuremburgでのDOAG 2017(2017年11月)に行く予定がある場合は、データと索引圧縮に関する私のセッションにお立ち寄りください。詳細は後ほどお知らせします。

More information:

Advanced Row Compressionのホワイトペーパー(英語)
http://www.oracle.com/technetwork/database/options/compression/advanced-compression-wp-12c-1896128.pdf
Hybrid Columnar Compressionのホワイトペーパー(英語)
http://www.oracle.com/technetwork/database/database-technologies/performance/hybridcolumnarcompression-oow2010-200703.pdf

[Linux] Oracle Linux 7 Update 4 General Availability

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/linux/oracle-linux-7-update-4-general-availability-v2

Oracleはx86-64サーバ向けOracle Linux Update 4の一般提供(General Availability)を発表できてうれしく思っています。
Oracle Linux OSはクラウドのためのオープンな基盤で、Oracle Databaseだけでなく、多くのパブリックおよびプライベート・クラウドのサードパーティアプリケーションのような、エンタープライズ・ワークロードを使用して開発され、幅広くテストされています。Oracle Linuxはオープンソースであり、標準的なテクノロジやツール、機能を備えていますが、Oracleはこのリリースを拡張し、パフォーマンスを重視した本番環境でのワークロードのための、完全に統合されかつサポート対象となるプラットフォームを提供します。Red Hat Compatible Kernel(RHCK)に加えて、Oracle Linux(UEK)用に最適化されたUnbreakable Enterprise Kernelを提供します。UEKは、スケーラビリティの高いOracle Database、アプリケーション、およびOracle Engineered Systemsをサポートするために開発されました。
Unbreakable Enterprise Kernel for Oracle Linux
http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/linux/technologies/uek-overview-2043074.html
Oracleは、柔軟で費用効果の高いLinuxサポートを提供します。また、アップデートやソフトウェアリリースは無料でダウンロードして配布することができます。
Oracle Linux 7 Update 4のリリースで、Oracle Linuxの実績あるエンタープライズおよびクラウド機能を引き続き足場とします。これにより、今日のために最適化し、明日への準備を可能にします。

What's New

このアップデートに含まれるOracle Linux 7の機能強化はいくつかの領域(セキュリティ、クラウドおよびコンテナ環境のサポート、パフォーマンス)にわたります。

Security

Oracle Linux 7 Update 4では引き続き以下の新機能を加えてセキュリティを強化しています。
  • UEFI Secure Boot
  • Secure BootモードのシステムはOracleが署名済みのブートローダやカーネルのみをロードします。Oracleは kernel と grub2 パッケージを更新し、これらのパッケージを正しいExtended Validation (EV) 証明書を使って署名済みです。EV証明書はshimバイナリにコンパイルされており、Microsoftによって署名されています。
  • openSSH now uses SHA-2
  • このリリースで使用される公開鍵署名のアルゴリズムは、デフォルトでSHA-2です。 SHA-1 は後方互換性のために利用可能です。
  • payload_gpgcheck option to yum
  • インストール時のセキュリティを強化します。新たなpayload_gpgcheckオプションを使うと、yum で インストール時のセキュリティを強化します。 新しいpayload_gpgcheckオプションを使用すると、yumはパッケージのペイロードセクションでGNU Privacy Guard (GPG) 署名の確認を実行できます。この機能により、パッケージのインストール時にセキュリティと整合性が強化されます。
  • New NBDE security packages
  • NBDEを使うと、物理マシンのハードドライブルートボリュームを暗号化できます。システム再起動時に手作業でパスワードを入れる必要はありません。
  • New usbguard package
  • USBGuardソフトウェアフレームワークは、デバイス属性に基づいた基本的なホワイトリストおよびブラックリスト機能を実装することにより、侵入型USBデバイスに対するシステム保護を提供します。

Cloud and Containers Enhancements

Oracle Linux 7 Update 4はお客様のクラウドおよびコンテナの展開を継続的に強化しています。
  • Btrfs
  • Btrfsはクラウドのコンテナをサポートする理想的なファイルシステムです。Oracle Linux 7と Unbreakable Enterprise Kernel Release 4でBtrfsを引き続きサポートならびに強化していきますので、コンテナをクラウドへ展開するために継続してBtrfsをご利用いただけます。
  • User Namespace
  • コンテナユーザーはグローバルレベルで同じ権限を取得できません。基礎となるOSの名前空間からコンテナ名前空間を分離することにより、コンテナユーザーはグローバルレベルで同じ権限を取得できないようにします。
  • Spacewalk
  • Oracle Linux 7 Update 4では、Spacewalkサーバーに登録する前に、SpaceKalkクライアントをインストールする必要がないため、SpacewalkのインストールおよびシステムのSpacewalkへの追加がさらに簡単になっています。

Performance Enhancements

Oracle Linux 7 Update 4は、エンタープライズ環境でのパフォーマンスですでに実証済みのリーダーシップを引き続き向上していきます。注目すべき変更点は次のとおりです。
  • Improved operating system scalability and performance
  • ticket spinlockをqueued spinlockに置き換えました。これにより、競合時のスケーラビリティ向上ならびにパフォーマンス全体が向上しています。
  • Addition of http-parser performance package
  • http-parserは高性能Webアプリケーション用に設計されており、バッファリング、システムコール、および割り込みを排除します。
  • Addition of libfastjson package
  • libfastjsonは限定機能セットJSONライブラリで、json-cと比較して、大幅にパフォーマンスが改善されています。

Compatibility

Oracle Linuxは、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)とのユーザー空間の互換性を維持します。なお、OSの基礎となるカーネル・バージョンには依存しません。ユーザスペース内の既存のアプリケーションは、Unbreakable Enterprise Kernel Release 4(UEK R4)で修正せずに実行でき、RHEL認定アプリケーションの再認証は不要です。
Oracle Linux 7 Update 4では以下のカーネルパッケージを同梱しています。
  • kernel-3.10.0-693.el7
  • Red Hat Compatible Kernel (RHCK)
  • kernel-uek-4.1.12-94.3.9.el7uek
  • Unbreakable Enterprise Kernel Release 4 update 4 (UEK R4u4) (デフォルトのカーネル)。
同梱カーネルのソースコードは、初期リリース後、public gitソースコードリポジトリからご利用いただけます。
Oracle Unbreakable Enterprise Kernel
https://oss.oracle.com/git/?p=linux-uek.git

More Information

Oracle Linux 7 Update 4の上記で紹介した新機能ならびにその他の新機能や変更点の詳細については、Oracle Linux Product Documentation Libraryのリリースノートを参照してください。
Oracle® Linux Release Notes for Oracle Linux 7 Update 4
http://docs.oracle.com/cd/E52668_01/E88149/html/index.html
Oracle Linuxは無料でダウンロード、使用、配布することができ、アップデートやエラッタは自由に利用できます。一部のアップデートには、Oracle Linux Premier/Extended Supportが必要な場合があります。
Oracle Linux
https://www.oracle.com/linux/index.html
Free Updates and Errata for Oracle Linux
https://blogs.oracle.com/linux/free-updates-and-errata-for-oracle-linux
Oracle Linux and Oracle VM Support Policies
http://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdf
サポートについては、サポート契約が必要なシステムを決定できるため、Oracle Linuxは、開発、テスト、および本番環境に最適です。すべてのシステムを最新かつ安全に保ちながら、サポート対象範囲をシステムごとに個別に最適なものに決めることができます。
Oracle Linux Support
https://www.oracle.com/linux/support/index.html
Oracle Linux Premier Supportをご利用のお客様は、Ceph Storage、Oracle Linuxソフトウェア・コレクション、Oracle OpenStack、Oracle Kspliceを使用してのカーネルの無停止アップデートといった、追加Linuxプログラムもサポートされます。
Oracle OpenStack Release 3
http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/openstack/linux/documentation/datasheet-oracle-openstack-2296038.pdf
Oracle Ksplice
http://www.oracle.com/us/technologies/linux/ksplice-datasheet-487388.pdf

Resources

[Java] JVM Language Summit 2017に参加しました

7月31日から8月2日にかけてOracle Santa Clara Campusで開催されたJVM Language Summit(以下、JVMLS)に参加しました。

JavaOneが、今現在もしくは近い将来のテクノロジー、プロジェクト事例などを紹介する、どちらかと言えばユーザーサイドの開発者寄りのイベントであるのに対し、JVMLSはJavaをはじめとするJVMで動作する言語の実装の詳細や将来の実装方針などを説明する、技術的にかなりコアな内容を取り扱うイベントです。参加者はOracleをはじめとして、Facebook、Google、IBM、AWS、Alibaba、その他Expert GroupメンバーやOpenJDK開発者が参加していました。

# 昨年のJavaOneで "I'm your father." の台詞を(台本持ちながら)言ったあの方も参加登録されていましたが、来場はされていなかったようです。

会場は、Santa Clara CampusのOracle Auditoriumでした。


セッションについて

Workshopを除き、YouTubeに公開されています。


セッションの内容は、「おおっ、それ早く実装してちょうだい」と思わされるもの、「いや、それ自己満足の世界じゃないか」ってもの、キワモノまで玉石混交でしたが、色々な意味を含めて、知的好奇心を満たすのに十分に濃い内容であったといえます。
個人的には、Graal、Pattern Matchingの話は興味深かったですね。その他、キワモノ好きにはたまらない内容でした。

JVMV8について語ったJim Laskey(NashornのTech Lead)は、セッション内で以下のようなことを言ってました。
「NashornはJavaScriptの形でJavaのアーティファクトにアクセスすることを目的に作成したんだけど、利用者からは、JVMでJavaScript、特にNode.jsなどを動かすことを期待されたんだよね」
「過去には確かに頑張ったんだけど、(Avatar.jsってのもあったけど、お蔵入りになって)やっぱりだめだった」
「V8やSpiderMonkeyは着実に進化していて、それに追随するの結構つらいのよ」
「だから、V8をJVMから操作できるようにしたらええんちゃうの、って思って、JVMV8ってのを作ってみたわけよ」
# いやいや、J2V8ってのがあるんで、何を今更、という感じはしましたし、Graalでもいいのでは、と心の中でツッコミを入れましたが。

「来年はJVMLSに参加してみたい!」と思ってらっしゃる方に

  • 基本的に現在リリースされているものや近い将来(今回の場合で言えばJDK 9)に対する情報は出てこないので、そういう情報を知りたい場合にはJavaOneのほうがいいでしょう
  • JDKやJVMの深いところまで知っていると、話についていけるので楽しめるでしょう
  • 実験的なプロジェクト(例えばGraalとか)に興味がある人には面白いでしょう
  • Workshopは日本で言うところのHands-onではなく、Discussionなので、話を聞いているだけよりは質問を投げかけられるほうが楽しいでしょう

食事、宿泊、フライトについて

  • 食事は朝、昼と出ます。味は個人の好みがあるので何とも言えませんが、JavaOneのようなことはありません。今年は2日目の夜にイタリアンレストランでDinnerでしたので、食事代はあまりかからずにすみました。
  • 最寄りのホテルは、Hyatt House Santa Claraです。Oracle Campusまで徒歩で行けます。
  • Hyatt House Santa Claraに泊まった場合、Safewayというスーパーマーケットが近くにあるので買い物には困りません(食料品がアメリカサイズなのはご愛敬)。
  • 空港(San Jose International Airport)からは5マイル弱なので、ホテルに送迎を依頼できます。もちろんUberやレンタカーでもOKです。
  • フライトは、2017/08/02現在ANAの直行便があります。この時期は乗り継ぎ便でも直行便よりお値段が高くなることがありますので、行くと決めたらさくっと予約されることをお奨めします。

その他

  • 今年はAlibabaの方が発表していたので、いずれ日本の誰かが発表される日が来ることを願っています(個人的には、全てにAliという頭文字が付くのがどこかの会社と同じように思えてなりませんでした)。
  • 屋外はいかにも夏な陽射しですが、会場は例によってエアコン効きまくっているので、上着必須です。OpenWorldやJavaOneの会場と同じぐらいのエアコンの効き具合と思っていただければ。
  • 参加の記念品に、Project Jigsawにかけてジグソーパズルを頂きました。

[Java] Java EE 8 - July recap

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/theaquarium/java-ee-8-july-recap

通常は夏になると原則するものですが、この直近の数週間はJava EE 8にとって重要でした。ここでは、先月のJava EE 8プラットフォームの進捗状況を簡単にまとめます。
Java EE 8 July stats
7月、JSON-B (JSR 367) がファイナルを迎えました。
JSR-000367 JavaTM API for JSON Binding (JSON-B)
https://jcp.org/aboutJava/communityprocess/final/jsr367/index.html
これはつまり、ここまでで4個のJava EE 8関連のAPIが最終化されたことを意味します。CDI 2.0 (JSR 365)、JSF 2.3 (JSR 372)、JSON-P 1.1 (JSR 374)、そしてJSON-B (JSR 367)です。
JSR 365: Contexts and Dependency Injection for JavaTM 2.0
https://jcp.org/en/jsr/detail?id=365
JSR 372: JavaServer Faces (JSF 2.3) Specification.
https://jcp.org/en/jsr/detail?id=372
JSR 374: JavaTM API for JSON Processing 1.1
https://jcp.org/en/jsr/detail?id=374
JSR 367: JavaTM API for JSON Binding (JSON-B)
https://jcp.org/en/jsr/detail?id=367
なお、Maintenance ReleaseでアップデートされたAPI(例えば、JPA 2.2も最終化されましたが)は除いています。
Java Persistence API specification
https://github.com/javaee/jpa-spec
Servlet 4.0 (JSR 369) はProposed Final Draft期間を終え、まもなくProposed Final Draftの投票に入ります。
JSR 369: JavaTM Servlet 4.0 Specification
https://jcp.org/en/jsr/detail?id=369
JAX-RS 2.1(JSR 370)とBean Validation 2.0(JSR 380)では、両方の仕様がProposed Final Draftの期間を過ぎ、両者とも7月のFinal Approval Ballotは満場一致で通過したため、少し早くなりました。
JSR 370: JavaTM API for RESTful Web Services (JAX-RS 2.1) Specification
https://jcp.org/en/jsr/detail?id=370
JSR 380: Bean Validation 2.0
https://jcp.org/en/jsr/detail?id=380
結果は以下からご覧いただけます。
JSR #370: JavaTM API for RESTful Web Services (JAX-RS 2.1) Specification Final Approval Ballot
https://jcp.org/en/jsr/results?id=6031
JSR #380: Bean Validation 2.0 Final Approval Ballot
https://jcp.org/en/jsr/results?id=6033
JAX-RSおよびBean ValidationのExperts Groupsのみなさん、おめでとうございます!

7月、Java EE 8 Expert Groupは自身のProposed Final Draftを公開し、Final Approval Ballotに入るため、Final DraftをJCPに速やかに提出します。
JSR-000366 JavaTM Platform, Enterprise Edition 8
https://jcp.org/aboutJava/communityprocess/pfd/jsr366/index.html
Java EE 8 Platform and Web Profile Final Draft specs
https://javaee.groups.io/g/javaee-spec/messages?start=8:2017:-120
7月中旬、Security API for Java EE (JSR 375) Expert GroupがProposed Final Draftをリリースし、活発に技術詳細の最終化に取り組んでいます。
JSR 375: JavaTM EE Security API
https://jcp.org/en/jsr/detail?id=375
JSR-000375 JavaTM EE Security API
https://jcp.org/aboutJava/communityprocess/pfd/jsr375/index.html
javaee-security-spec Topics
https://javaee.groups.io/g/javaee-security-spec/topics
Java EE 8プラットフォームの最終化に近づいていますので、GlassFish 5 Promotionプロセスも加速してきました。ゴールは現在1週間に2個のGlassFish 5 Promoted Buildをリリースすることです。
Twice a week GlassFish promotions in coming weeks
https://javaee.groups.io/g/glassfish/topic/twice_a_week_glassfish/5571976?p=,,,20,0,0,0::recentpostdate%2Fsticky,,,20,2,0,5571976
GlassFishについてお話すると、リポジトリの星(Star)の数はまだ比較的少ない状況です。
The Open Source Java EE Reference Implementation
https://github.com/javaee/glassfish
これは、GlassFishのリポジトリが比較的若いという事実が説明する通りですが、GlassFish 5の最終版に徐々にしかし確実に近づくにつれ、その数が増えてもいいでしょう。そんなわけで、GlassFishをお使いの際は、GitHubでStarを是非付けてください。 この小さいながらも素晴らしい認識はワンクリックでOKです。

[Java] Java Advanced Management Console 2.7

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/java-platform-group/java-advanced-management-console-27

Java Platform Groupは、2017年7月18日、Java Advanced Management Console 2.7 (AMC) のリリースを発表できうれしく思っています。
Advanced Management Console
http://www.oracle.com/technetwork/java/javaseproducts/advanced-mgmt/index.html
AMCはOracle Java SE Advancedに含まれるもので、システム管理者にエンタープライズでのJavaの管理をより強力かつ簡単に実現する機能を提供します。
Oracle Java SE Advanced & Suite Products
http://www.oracle.com/technetwork/java/javaseproducts/overview/index.html
AMCの最も重要な機能をいくつかご紹介しましょう。

Java Usage Tracking(Java利用状況の追跡)
AMCはJavaの利用状況の追跡機能を使い、エンタープライズでのJavaアプリケーションならびにそのアプリケーションを実行するために使用しているJava Runtime Environment (JRE) の利用について完全なインサイトを得ることができます。AMCにはMicrosoft WindowsおよびmacOSシステム用のエージェントがあり、このエージェントを使って全ての利用可能なJREを発見し、自動的に利用状況の追跡を有効化します。サポート対象のJREは、1.4.2_35以後、5u33以後、6u25以後、そして7と8の全てのバージョンです。AMCエージェントは各管理対象のデスクトップで動作し、利用可能なJREに関する情報を収集します。AMCサーバは、この情報を使って、ベースラインを下回るJREや利用可能なJREの総数、バージョン、各デスクトップで利用可能なデプロイメント・ルールセットの詳細をレポートします。
Java Platform, Standard Edition Usage Tracker Overview
Output of Usage Tracker
https://docs.oracle.com/javacomponents/usage-tracker/overview/toc.htm#A1012444

Deployment Rule Set Management(デプロイメント・ルールセットの管理)
デプロイメント・ルールセットを使うと、組織でJava AppletsやWeb Startアプリケーションを実行するために利用するJREのバージョンを集中定義および管理して、そういったアプリケーションを管理することができます。AMCを使ってデプロイメント・ルールセット(DRS:Deployment Rule Sets)を作成、構成し、デスクトップに対して配布することができます。管理者はデプロイメント・ルールセットを使って、既知ならびに安全なプログラムだけが利用可能な特定のJavaバージョンを構成し、アプリケーションのブラックリストやホワイトリストをメンテナンスすることができます。
Java SE Advanced Management Console User's Guide
Deployment Rule Sets Overview
https://docs.oracle.com/javacomponents/advanced-management-console-1/user-guide/rule_sets.htm#JSAMU153

Java Installer Customization(Javaインストーラのカスタマイズ)
AMCを使って、管理者はJREのインストーラ・パッケージ(Microsoft Windows用のMSI、macOS用のPKG)をセットアップできます。こうしたカスタマイズされたインストーラを使って、システム管理者はエンタープライズにある全てのデスクトップに対し、JREのインストールを自動化、整合性を確保できます。管理者は、AMCを使って、カスタムのインストール前後で実行するスクリプトやデフォルトのインストール先などを定義することで、構成ファイルやカスタムインストーラを作成することができます。

JRE Management (JREの管理)
管理者は、AMCエージェントからJREバージョン情報を入手することで、古いJREをリモートからアンインストールしたり、カスタムMSI/PKGインストーラを選択したデスクトップにプッシュすることもできます。

AMC 2.7には、エンタープライズにおけるJavaの監視と管理を強化するためのいくつかの機能拡張と修正が含まれています。それらのいくつかをご紹介します。
  • エンタープライズJavaインストーラではないインストーラをサポートしました。これにより、カスタマイズ不可能なJREをデスクトップにインストールできます(Microsoft WindowsのEXEインストーラとMacOSのDMGインストーラ)。
  • 動的に変更されたデスクトップグループを自動的に更新するようになりました。さらに、AMC 2.7では、個々のIPアドレスではなく、IPアドレスの範囲でデスクトップグループを作成することもできます。
    Java Platform, Standard Edition Advanced Management Console User's Guide 2.7
    Creating a Desktop Group
    https://docs.oracle.com/javacomponents/advanced-management-console-2/user-guide/desktop-groups-configuration.htm#JSAMV-GUID-B5523FA2-F8AC-4620-A1B8-3AA03CA2F0FE
  • AMC 2.7エージェントは管理対象のデスクトップでJava SE 9を検出できるようになりました。ユーザーは管理対象デスクトップ上でJava SE 9のインストールを検索したり、コンソールでJava SE 9上で動作するアプリケーションを検索したりすることもできます (Java SE 9を実行するOracle WebLogic Server上にAMCをデプロイできません)。
  • コンテナ・ベースのユーザー認証を使うと、Oracle WebLogic Serverでユーザー認証を構成し、AMCでそれを活用できます。
  • 以下の管理機能が改善されました
    • 管理対象のデスクトップで追跡対象とするJREを選択できるようになりました(Webで有効化されているJRE、全てのスタンドアロンJRE、全てのJRE。プライベートJREを含む)
    • 管理者が管理対象のデスクトップでエージェントのアップデート方法を選択できるようにするため、自動エージェントアップデートの停止できるようになりました
    • 管理者が管理対象のデスクトップでJREのインストールやアンインストールを管理出来るようにするため、Javaの自動更新を停止できるようになりました
    • 失敗したJUTレコードのファイルエクスポート・オプションが追加されました
新機能や制限事項、既知の問題の詳細は、以下のリリースノートをご覧ください。
Advanced Management Console 2.7 Release Notes
http://www.oracle.com/technetwork/java/javaseproducts/documentation/default-3667236.html